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スティーブンソン投手を獲得も「埋めなければいけない穴がたくさんある」とエンジェルス専門サイトが訴え「改善するべきポジションは3つある」

THE DIGEST編集部

2024.01.24

エンジェルスと3年3300万ドル(約49億円)で契約した救援投手のスティーブンソン。(C)Getty Images

エンジェルスと3年3300万ドル(約49億円)で契約した救援投手のスティーブンソン。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスが1月21日、タンパベイ・レイズからFAとなっていたロバート・スティーブンソン投手を獲得したと発表した。

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 スティーブンソンは23年の開幕から6月1日までピッツバーグ・パイレーツでプレーし、6月2日にレイズにトレード移籍。23年はリリーフとして計60試合に登板し、3勝4敗1セーブ、15ホールドの成績を残した。メジャーでの投球が全て救援登板という30歳のリリーバーだ。

 それでもエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、今オフで初めてと言える一線級の選手獲得に続いて、さらなる補強を求めている。1月21日の記事では、「非常に欠陥のあるロースターを修正するために、埋めなければならない穴がたくさんある」として、「改善すべき3つのポジション」を挙げている。

 ひとつ目が、先発ローテーションの強化だ。「多くの人が最も懸念しているポジション。球団は一向に改善しようとしていない。ショウヘイ・オオタニがいなくなり、その代わりがいない現状は深刻だ」と窮状を伝えながら、その解決策としてFAのブレイク・スネル(前サンディエゴ・パドレス)、ジョーダン・モンゴメリー(前テキサス・レンジャーズ)が必要と提案。しかし、エンジェルスはこれまで投手に大金を投じていないため、大物を獲得する「可能性は低い」と見通している。
 
 ふたつ目は、「強力なバットが必要」と打撃陣の補強を訴えた。「オオタニの代役をみつけていない」と記して、ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっているJD・マルティネスが大谷の後釜になりえると指摘。補強次第では「平均レベルを上回ることが可能だ」と説いている。

 そして3つ目には、「もうひとりのリリーバーを加えること」として、さらなるブルペンの強化が必要だと伝えた。「昨シーズンのブルペンが、球界最悪のひとつだったことを思い出してほしい。守護神カルロス・エステベスははたして立ち直れるのか?」など疑問点を挙げながら、とりわけ手薄となっている左腕を加えるべきだと綴っている。

 大谷が抜けたエンジェルスは、攻守両面で戦力向上を求められている。はたしてこの先、ファンを喜ばせるような動きを見せるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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