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MLB

【ロッテ】MAX159キロを誇るドラ2ルーキーがキャンプ初ブルペン! 速球に松川虎生が太鼓判「抜けたボールにも強さが」

THE DIGEST編集部

2024.02.03

最速159キロのストレートを誇る大谷。写真:岩国誠

最速159キロのストレートを誇る大谷。写真:岩国誠

 ロッテ石垣島春季キャンプの2日目。この日は小島和哉、種市篤暉、佐々木朗希ら、開幕投手候補たちのブルペン入りが予定されているとあって、多くの報道陣がカメラを構え、その姿を捉えようとブルペンの左右に陣取っていた。

【関連記事】最速159キロも…まだ本気じゃない!? 無名の快速右腕ドラフト候補“富山の大谷”は「唯一無二のピッチャー」になれる逸材か
 そんな多くの視線が集まるブルペンに、最速159キロを誇るドラフト2位ルーキー・大谷輝龍(23)が登場し、今キャンプ初のブルペン入り。自慢のストレートだけではなく、変化球を満遍なく交えながら、捕手・松川虎生を座らせて38球を投じた。

 前日の投内連携では、開幕投手候補たちと同じ組で「緊張した」と話し、ルーキーらしさを見せていた。その豪華メンバーと並びで投げるブルペン投球、どんな心境だったのか。

「緊張はあまりしなかったですね。自分のことで精一杯だったので、あまり横を見ていなかったです。(手応えは)まあまあでした。とりあえずバランスを崩さないように、ある程度はゾーンにいくようにと思って投げていました」

 詰めかけた報道陣だけでなく、この日は捕手の後ろから、吉井監督もその投球を見つめていた。並の新人なら、監督の前で必要以上に張り切るもの。それが故障などにつながるケースもあるが、大谷は必要以上に力むこともなく、1球1球丁寧に、自らの投球フォームを正確になぞるように投げていた。

「(監督の姿は)見えましたが、いつも通りに投げようと思っていました。(キャッチボールと)同じで、バランスだったり(体の)軸だったり、そういうところが僕の投球の土台というか、基本となってくることなので、そこだけは崩さないように、今日も意識していました」

 泰然自若。キャンプ前の新人合同自主トレや、ドラフトにかかる前の独立リーグ時代から、そのスタイルは変わらない。常に自らを高めることに真摯に向き合っている。そんな大谷が、今回のブルペン投球を「65点」と自己採点。その理由はこうだ。

「真っ直ぐは良かったと思うので、あとは変化球。まだまだかなとは思うので、そこは投げていくに連れてあげて行こうかなと思います」
 
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