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今永昇太は中4日のローテーションに対応できるか? カブス専門メディア、GMの意向は「“伝統的な”先発5人体制」と指摘

THE DIGEST編集部

2024.02.08

カブス入団会見に臨んだ際の今永。日本ではあまりない中4日でのピッチングもあり得るようだ。(C) Getty Images

カブス入団会見に臨んだ際の今永。日本ではあまりない中4日でのピッチングもあり得るようだ。(C) Getty Images

 今オフ、今永昇太は念願のメジャー移籍を実現させ、シカゴ・カブスのユニホームに袖を通した。多くの球団が獲得に興味を示したなかで新天地としてカブスを選んでおり、当然ながら球団からは先発投手として大きな期待が寄せられている。

 カブスは現在まで新戦力として投手3人とメジャー契約を結んでいるものの、プロキャリアで先発として実績を残しているのは今永のみ。昨季、あと一歩で逃したプレーオフ出場を見据えるチームにおいて、日本人左腕には、勝利をもたらすピッチングがシーズン序盤から求められることも間違いない。
 
 その上で、日米球界で常に大きな違いとして語られてきている先発登板のローテーションについて、カブス専門メディア『Inside The Cubs』が見解を示している。

 現地時間2月7日、公式サイト上において、今永加入により、今季のカブス先発陣がどのような間隔で稼働していくのかを予想しており、同メディアは「カブスはイマナガと契約した後、先発ローテーションを6人制に移行するのではないかという見方もあった」と移籍直後を振り返っている。

 その上で、「しかし、そうではないようだ」と見通しながら、米国内で伝えられたカーター・ホーキンスGMのコメントを引用。「カブスは開幕から6人ローテーションにすることはないだろう。ローテーションは “伝統的な”形になるようで、先発投手が5人、ブルペンには8人のリリーバーが配置されることになる」と記している。

 さらに、「カブスはスターターとして、ジャスティン・スティール、イマナガ、ジェイムソン・タイヨン、カイル・ヘンドリックス、ハビエル・アサドを起用すると見られている」と先発陣の名前を並べ、「シカゴが年間を通じて理想的な5人のローテーションを維持できるかどうかを見るのは興味深い」と指摘。

 また同メディアは、開幕以降での投手獲得の可能性もあるとして、「タイヨンやヘンドリックス、さらにはイマナガが苦戦すれば、状況を変えようとするかもしれない」などと、シーズン中でのローテーションの調整や先発陣の組み換えもあり得ると見込んでいる。

 今永は昨季、基本的に中5・6日で先発し、22試合でマウンドに登った。5人ローテーションでは中4日、さらにシーズンを通しての登板数も増えることは確実。これまで以上に心身のスタミナも必要となってくるメジャーの戦いにおいて、今永のピッチング内容とともに首脳陣の起用法も注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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