話題の多いメジャーリーグのオフシーズンの中で、日本人プレーヤーの去就も注目を集めている。これまで、ミネソタ・ツインズからフリーエージェント(FA)となった前田健太がデトロイト・タイガースへと移り、さらに二刀流スターの大谷翔平もロサンゼルス・ドジャースに新天地を求めた。
移籍市場での「目玉」とされていた大谷が新たな契約を結んだことで、他のFA選手もさらに動きを見せることが確実視されおり、その中でもNPBからメジャー挑戦を目指す日本人投手への関心も、より高まってきている。
米スポーツメディア『Bleacher Report』は現地時間12月12日(日本時間13日)、DeNAからポスティングでの米球界移籍を目指している今永昇太の移籍先を論じるトピックを配信。その中では、獲得に動くことが予想される球団名を挙げており、今オフ大きな話題となったドジャースも含まれているようだ。
トピックの中では「ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスが、FAでショウタ・イマナガの獲得を狙っていると報じられた」と4つの球団名を列挙。さらに、MLBネットワークのジョン・モロシ記者による、契約内容の予想として「年俸2000万ドル(約29億円)に達する可能性がある」と綴っている。
その上で、NPBでの実績やスキルについて「左腕はオールスターチームに2度選出され、横浜DeNAベイスターズでは2023年のセ・リーグ奪三振王となった。彼の能力は圧倒的なものとは言えないが、質の高いコマンドと投球IQを持っている」と高く評価している。
さらに、同メディアは獲得を望むとされる球団のひとつであるドジャースの思惑にも言及。「先週、ショウヘイ・オオタニと10年総額7億ドル(約1018億円)という記録的な契約を結んだ後も、先発投手の獲得に乗り出している。オオタニは負傷した右肘靱帯の修復手術を受けた後、2024年のシーズン中は投げることができないので、イマナガのような投手を加えることは理にかなっているかもしれない」と見解を示した。
加えて、契約を結んだ大谷の年俸の97%が“後払い”となったことで、ドジャースのさらなる選手獲得が可能となるとも指摘している。
同メディアは、MLB移籍後の今永の役割についても「ローテーションの後半を担うことができる投手」と評している。FA市場が進展を見せるなか、サウスポーの日本人スターターの価値はにわかに高まり続けていることは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】今永昇太の緩急を使った巧みなピッチング!
移籍市場での「目玉」とされていた大谷が新たな契約を結んだことで、他のFA選手もさらに動きを見せることが確実視されおり、その中でもNPBからメジャー挑戦を目指す日本人投手への関心も、より高まってきている。
米スポーツメディア『Bleacher Report』は現地時間12月12日(日本時間13日)、DeNAからポスティングでの米球界移籍を目指している今永昇太の移籍先を論じるトピックを配信。その中では、獲得に動くことが予想される球団名を挙げており、今オフ大きな話題となったドジャースも含まれているようだ。
トピックの中では「ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスが、FAでショウタ・イマナガの獲得を狙っていると報じられた」と4つの球団名を列挙。さらに、MLBネットワークのジョン・モロシ記者による、契約内容の予想として「年俸2000万ドル(約29億円)に達する可能性がある」と綴っている。
その上で、NPBでの実績やスキルについて「左腕はオールスターチームに2度選出され、横浜DeNAベイスターズでは2023年のセ・リーグ奪三振王となった。彼の能力は圧倒的なものとは言えないが、質の高いコマンドと投球IQを持っている」と高く評価している。
さらに、同メディアは獲得を望むとされる球団のひとつであるドジャースの思惑にも言及。「先週、ショウヘイ・オオタニと10年総額7億ドル(約1018億円)という記録的な契約を結んだ後も、先発投手の獲得に乗り出している。オオタニは負傷した右肘靱帯の修復手術を受けた後、2024年のシーズン中は投げることができないので、イマナガのような投手を加えることは理にかなっているかもしれない」と見解を示した。
加えて、契約を結んだ大谷の年俸の97%が“後払い”となったことで、ドジャースのさらなる選手獲得が可能となるとも指摘している。
同メディアは、MLB移籍後の今永の役割についても「ローテーションの後半を担うことができる投手」と評している。FA市場が進展を見せるなか、サウスポーの日本人スターターの価値はにわかに高まり続けていることは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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