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MLB

「試合が台無しだ!」開幕2戦目に起きた不可解な“ピッチクロック違反”を米アナリストが非難「その理由は誰にも分からない」

THE DIGEST編集部

2024.03.23

球審に詰め寄るボガーツ。監督やチームメイトが止めに入った。(C)Getty Images

球審に詰め寄るボガーツ。監督やチームメイトが止めに入った。(C)Getty Images

 韓国・ソウルで3月21日に行なわれたロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの2戦目。サンダー・ボガーツ(パドレス)は、第6打席で“ピッチクロック違反”をとられたが、この判定に関係者やファンも納得できないようだ。

【動画】ボガーツが構えるも...。ピッチクロック違反で三振となったシーン

 12対9と3点リードした8回2死無塁の場面で、打席に入ったボガーツ。ボールカウント1-2と追い込まれた4球目、集中力を高めて構えたが、球審のアンディ・フレッチャー氏が「タイム!」とコール。打者であるボガーツにピッチクロック違反を伝えた。

 ランナー無しの場合、投手はボールを受け取ってから15秒以内に投球動作を開始しないといけない。打者は、カウントダウンされているタイマーが8秒を指すまでにバッターボックスに入り構える必要がある。ボガーツは制限時間内に間に合ったように見えたが、フレッチャー氏は違反を宣告したのだ。

 まさかの三振扱いとなったボガーツは腹の虫がおさまらず、球審に抗議。マイク・シルト監督も慌ててベンチを飛び出し、ボガーツを庇うように交渉したが、判定は覆らなかった。
 
 同動画をチェックした米放送局『Fox Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「サンダー・ボガーツは(ピッチクロック)違反を宣告されたけど、文字通りその理由は誰にもわからない」と不審がった。

 これにはファンの共感も得たようで、「MLB機構よ、説明してくれ」「試合が台無しだ」「何てふざけたスポーツだ」「酷い判定だ」「実にバカバカしい」「構え入ってんじゃん」「くだらないルールが野球をダメにしている」などと批判的な声が上がった。

 昨季から導入されたピッチクロック。同ルールは、度々問題視されている。

構成●THE DIGEST編集部

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