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侍ジャパン

<2019ベストヒット!>「周東すげぇ 源田たまらん!」「これぞ日本の野球」土壇場での同点スクイズに日本中が熱狂!【プレミア12】

スラッガー編集部

2019.12.27

7回2アウト三塁の場面で、源田がセーフティバント!周東(写真)が快足を生かしてホームを踏んだ。(C)Getty Images

7回2アウト三塁の場面で、源田がセーフティバント!周東(写真)が快足を生かしてホームを踏んだ。(C)Getty Images

 2019年の名珍場面を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返るこの企画。今回はプレミア12のオーストラリア戦で日本中を熱狂させた、韋駄天の好走塁をピックアップしよう。
 記事初掲載:2019年11月11日

    ◆    ◆    ◆

 プレミア12のスーパーラウンド初戦で、侍ジャパンが「これぞ日本の野球」という好プレーを披露した。

 緊張高まるZOZOマリンスタジアムでの一戦で、オーストラリアのバッテリーを攻めあぐねた日本は、鈴木のホームラン1本にとどまり、1-2とビハインドの状況に陥っていた。しかし7回、値千金のプレーで試合を振り出しに戻した。

 7回裏、5番・吉田正尚(オリックス)のヒットで1塁に出ると、代走・周東佑京(ソフトバンク)が登場。続く浅村栄斗(楽天イーグルス)の空振り三振時に盗塁で2塁に進み、さらに松田宣浩(ソフトバンク)が三振で倒れる間に3塁へも盗塁に成功する。

 2アウト3塁という場面で出たのがセーフティースクイズだ。
 バッター源田が絶妙なスペースにバントを落とすと、不意をつかれたオーストラリアのピッチャーのスタートが遅れる。ボールを拾ってタッチに向かうが、目の前を俊足、周東が通り過ぎ、同点のホームを踏んだ。
 
 この好走塁を伝えたプレミア12のオフィシャルSNSに歓喜のコメントが寄せられた。

「バットを使わず点をとる周東くん 神」
「源田たまらんです!周東びっくりです」
「周東すげぇ! 源田たまらん!!」
「これぞ日本の野球!」
「同点になっただけなのに 拍手しながら涙ぐんだのは 世界中で私だけという 恥ずかしい状況」

 と「#源田たまらん」のハッシュタグも使いつつ、2人のプレーに賞賛を送った。
 
 試合は最終的に相手投手の押し出しで3対2と日本の勝利。周東の快足が勝利を大きく手繰り寄せた。

構成●スラッガー編集部

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