ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と、元通訳で球団から解雇された水原一平氏を巡る違法賭博スキャンダル。2021年に水原氏に近づいて懇意の間柄となり、借金の泥沼に引きずり込んだとされているのが、違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤー氏だ。
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水原氏はボウヤー氏とのやりとりが続いた3年間で、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の借金を背負った。米スポーツ局『ESPN』の取材に対して水原氏は「翔平が借金を肩代わりしてくれた」「彼のパソコンから数回に分けて送金した」と証言。しかし翌日に前言を撤回して大谷の関与を否定し、大谷の弁護団が「大規模な窃盗があった」と告発したことで、逆に謎と疑念が深まった。
そんななか、米全国紙『The Washington Post』紙がボウヤー氏の素性に迫る特集記事を掲載。本人への取材は断られたものの、弁護士であるダイアン・ベス氏から貴重なコメントを引き出すことに成功した。
ベス氏はボウヤー氏がブックメーカーであることを認めたうえで、「彼は大谷と話したことも、会ったことも、メールをしたこともありません。唯一連絡していたのは一平だけです」とコメント。銀行の送金記録に大谷の名前があったとされるが、あくまで賭けに関与していたのは水原氏だけで、「そもそもボウヤー氏の顧客にスポーツ選手はひとりもいません」と断言した。
そこで『The Washington Post』紙が追求する。「年収が(ドルで)6ケタに過ぎないプロの通訳に対して、なぜボウヤー氏はあれだけの借金が膨らむまで泳がせたのか」と問いかけると、彼女は「なぜ? 彼は大谷の親友だからです」と答えた。一方で水原氏が抱えている借金の額面については「把握していません」と話している。
水原氏を「病みつきのギャンブラーだ」と評したベス氏。ボウヤー氏の捜査を進める連邦検察と話すなかで、「今年1月にESPNから問い合わせを受けて、彼ら(連邦検察)に電話をしました。大谷の関与について伝えましたが、彼らはまるで関心を示しませんでしたね」というエピソードも明かしている。
『The Washington Post』紙は「ベッティングを取り入れることで、アメリカのスポーツ業界は文化的にも経済的にも力を倍増させてきた。だが今回のスキャンダルは、主要スポーツの選手や関係者が違法賭博にはまる現実と、その深刻な舞台裏を我々に垣間見させたのだ」と指摘している。
構成●THE DIGEST編集部
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ベス氏はボウヤー氏がブックメーカーであることを認めたうえで、「彼は大谷と話したことも、会ったことも、メールをしたこともありません。唯一連絡していたのは一平だけです」とコメント。銀行の送金記録に大谷の名前があったとされるが、あくまで賭けに関与していたのは水原氏だけで、「そもそもボウヤー氏の顧客にスポーツ選手はひとりもいません」と断言した。
そこで『The Washington Post』紙が追求する。「年収が(ドルで)6ケタに過ぎないプロの通訳に対して、なぜボウヤー氏はあれだけの借金が膨らむまで泳がせたのか」と問いかけると、彼女は「なぜ? 彼は大谷の親友だからです」と答えた。一方で水原氏が抱えている借金の額面については「把握していません」と話している。
水原氏を「病みつきのギャンブラーだ」と評したベス氏。ボウヤー氏の捜査を進める連邦検察と話すなかで、「今年1月にESPNから問い合わせを受けて、彼ら(連邦検察)に電話をしました。大谷の関与について伝えましたが、彼らはまるで関心を示しませんでしたね」というエピソードも明かしている。
『The Washington Post』紙は「ベッティングを取り入れることで、アメリカのスポーツ業界は文化的にも経済的にも力を倍増させてきた。だが今回のスキャンダルは、主要スポーツの選手や関係者が違法賭博にはまる現実と、その深刻な舞台裏を我々に垣間見させたのだ」と指摘している。
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