3月21日、韓国・ソウルで行なわれたロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスのゲームで、メジャー初マウンドを踏んだ山本由伸。今季、MLBのルーキーの中で最も注目される存在として、期待を背負いながらのデビューだったものの、1回5失点での降板となり、敗戦投手になるという予想外の結果となった。
【動画】山本由伸、オリックス時代の"圧巻のピッチング"をプレイバック!
ここまで3度、オープン戦に登板している山本。初戦こそ2回無失点という結果だったが、その後は打ち込まれるシーンが続いた。前評判が高かっただけに、実戦マウンドにおけるここまでの結果には、さまざまな反応が上がっている。
今オフ、山本はドジャースとの契約を結ぶまでにニューヨーク・ヤンキースへの入団も囁かれていた。これに対して米メディア『EssentiallySports』は、ヤンキースの新戦力であるマーカス・ストローマンと比較し、独自の視点で分析している。
ヤンキースが日本人ルーキー獲得の最右翼に位置付けられていたとして、同メディアは「ストローマンとヤマモトを比較することは避けられないだろう。ヤンキースは正しい判断をしたのか、それとも日本人選手と契約しなかったことを後悔することになるのか?」などと論じている。
さらに、山本に対して「ロサンゼルス・ドジャースと記録破りの契約を結び、大きなニュースとなった。しかし、彼のスプリングトレーニングの統計を見ると、そうした喧騒に疑問が投げかけられるかもしれない」とこれまでの内容を振り返るとともに、「32歳のストローマンは今春、防御率3.60という立派な成績を記録。打者12人から三振を奪い、四球はわずか3つで、コントロールの良さを見せた」と指摘した。
また、オープン戦の結果について同メディアは「レギュラーシーズンで起こるか起こらないかの小さなサンプルであることを理解することが重要」と見込みながら、「決定的な比較をするのは難しいが、ストローマンの経験とコントロールは明らかに証明されている。ヤマモトは一瞬の輝きを見せたものの、本当の実力を一貫して示すことはできていない」と主張している。
トピック内では、他にも「日本では圧倒的な強さを誇ったヤマモトがメジャーリーグの打者に適応できるかどうか、という疑問もあった。結局のところ、この2つの舞台は性質がまったく異なる」との指摘も綴られている。
山本に対する、厳しい言葉が並ぶ今回のトピック。期待が大きかった分、今後のパフォーマンスによっては、向けられる評価がよりシビアとなっていくことも間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】MLB公式が現役選手にアンケート!「最高の選手は?」「誰が過小評価?」「好きな遠征先は?」「塁上で話しかけやすい選手は?」
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ここまで3度、オープン戦に登板している山本。初戦こそ2回無失点という結果だったが、その後は打ち込まれるシーンが続いた。前評判が高かっただけに、実戦マウンドにおけるここまでの結果には、さまざまな反応が上がっている。
今オフ、山本はドジャースとの契約を結ぶまでにニューヨーク・ヤンキースへの入団も囁かれていた。これに対して米メディア『EssentiallySports』は、ヤンキースの新戦力であるマーカス・ストローマンと比較し、独自の視点で分析している。
ヤンキースが日本人ルーキー獲得の最右翼に位置付けられていたとして、同メディアは「ストローマンとヤマモトを比較することは避けられないだろう。ヤンキースは正しい判断をしたのか、それとも日本人選手と契約しなかったことを後悔することになるのか?」などと論じている。
さらに、山本に対して「ロサンゼルス・ドジャースと記録破りの契約を結び、大きなニュースとなった。しかし、彼のスプリングトレーニングの統計を見ると、そうした喧騒に疑問が投げかけられるかもしれない」とこれまでの内容を振り返るとともに、「32歳のストローマンは今春、防御率3.60という立派な成績を記録。打者12人から三振を奪い、四球はわずか3つで、コントロールの良さを見せた」と指摘した。
また、オープン戦の結果について同メディアは「レギュラーシーズンで起こるか起こらないかの小さなサンプルであることを理解することが重要」と見込みながら、「決定的な比較をするのは難しいが、ストローマンの経験とコントロールは明らかに証明されている。ヤマモトは一瞬の輝きを見せたものの、本当の実力を一貫して示すことはできていない」と主張している。
トピック内では、他にも「日本では圧倒的な強さを誇ったヤマモトがメジャーリーグの打者に適応できるかどうか、という疑問もあった。結局のところ、この2つの舞台は性質がまったく異なる」との指摘も綴られている。
山本に対する、厳しい言葉が並ぶ今回のトピック。期待が大きかった分、今後のパフォーマンスによっては、向けられる評価がよりシビアとなっていくことも間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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