オリックスの2023ドラフト5位・高島泰都がオープン戦に4試合登板し、6回を無四球無失点に抑えて猛アピール。開幕一軍の切符を内定させた。高島は滝川西高、明治大準硬式野球部を経て、社会人・王子からドラフト5位で入団。中嶋聡監督は回またぎも睨んでオープン戦での起用をし続けており「ずっと結果が全てじゃないんですけど、結果も内容も伴ってるかなと思います」と高い評価を口にしている。持ち前のストレートに加えてチェンジアップにも磨きをかけていた。
オープン戦最終戦となった24日の阪神戦で登板した際には、「ここ最近ずっといい感じで来てたので、改善っていうところで準備もしっかりできて入れたので、いい形で終われたかな」と手応えを口にした高島。この日は1点差の8回というシーズンでもありそうな緊張感ある登板になったが、「そこはあんまり意識せずに。 オープン戦っていうのもあると思うんですけど、またシーズンに入ったら違うかなとは思うんですけど、点差はあんまり気にせずに、自分のやれることをしっかりやろうっていう思いでマウンドに上がりました。結構いいバッターの方々とも対戦させてもらって、無視点で抑えられてるんで、そこはすごい自信になっている。最近は安定して球速も出ているのもいいところかな」と、好調な試運転が出来たようだ。
プロに入ってからはテイクバックのところをコンパクトにしたという高島。「それが結構うまくいってるのかなと。キャンプの時にバッターから見づらい、いきなり身体から球が出てくるような感覚で投げたら、真っすぐでもファウル取れるんじゃないかなと思ったので、そこで意識して取り組んできた」と言う。確かに高島はストレートでファウルを打たせてカウントを有利にさせる場面が多く、それだけ球に力があるということだろう。
オープン戦での文句のつけようがない内容の投球は、それだけゾーン内で勝負が出来ているということだ。高島は「高めに抜ける球もあまりないですし、ちゃんと低めに制球できてると思うんで、その意識がいい方向に行ってるのかなと思う」とコントロール面に関してもかなり意識づけをしていることが結果につながっている。
間近となった開幕一軍入りについては、「入れればすごいことですし、 開幕一軍に入っても投げずに二軍に落ちるっていうのは意味ないと思うんで。入れたとしても、しっかりオープン戦でやってきたことを変えずにしっかりやっていきたい」と気を緩めることなく、1年間一軍で活躍するために進化を続けていく。社会人時代には先発・リリーフ問わずさまざまな経験したこともあり、投げる場所にこだわりはなく「どこのポジションでも行けるようにしていきたい」という気持ちは変わらない。
端正なルックスから“王子から来た王子様”とファンから呼ばれている高島がルーキーイヤーから活躍をすれば、すぐに人気選手の仲間入りするのは間違いない。イケメン揃いのオリックスの顔面偏差値をさらに上げてくれそうだが、その効果が出るのはやはり活躍することが大前提。今年は山崎颯一郎の調整が遅れており、宇田川優希も開幕に間に合わないだけに、高島が食い込むチャンスは十分にある。
文⚫︎THE DIGEST取材班(D'sStyle)
写真⚫︎野口航志(D'sStyle)
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プロに入ってからはテイクバックのところをコンパクトにしたという高島。「それが結構うまくいってるのかなと。キャンプの時にバッターから見づらい、いきなり身体から球が出てくるような感覚で投げたら、真っすぐでもファウル取れるんじゃないかなと思ったので、そこで意識して取り組んできた」と言う。確かに高島はストレートでファウルを打たせてカウントを有利にさせる場面が多く、それだけ球に力があるということだろう。
オープン戦での文句のつけようがない内容の投球は、それだけゾーン内で勝負が出来ているということだ。高島は「高めに抜ける球もあまりないですし、ちゃんと低めに制球できてると思うんで、その意識がいい方向に行ってるのかなと思う」とコントロール面に関してもかなり意識づけをしていることが結果につながっている。
間近となった開幕一軍入りについては、「入れればすごいことですし、 開幕一軍に入っても投げずに二軍に落ちるっていうのは意味ないと思うんで。入れたとしても、しっかりオープン戦でやってきたことを変えずにしっかりやっていきたい」と気を緩めることなく、1年間一軍で活躍するために進化を続けていく。社会人時代には先発・リリーフ問わずさまざまな経験したこともあり、投げる場所にこだわりはなく「どこのポジションでも行けるようにしていきたい」という気持ちは変わらない。
端正なルックスから“王子から来た王子様”とファンから呼ばれている高島がルーキーイヤーから活躍をすれば、すぐに人気選手の仲間入りするのは間違いない。イケメン揃いのオリックスの顔面偏差値をさらに上げてくれそうだが、その効果が出るのはやはり活躍することが大前提。今年は山崎颯一郎の調整が遅れており、宇田川優希も開幕に間に合わないだけに、高島が食い込むチャンスは十分にある。
文⚫︎THE DIGEST取材班(D'sStyle)
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