ブルワーズの20歳の期待の新星ジャクソン・チョーリオが、現地4月3日のツインズ戦でメジャー初本塁打を放った。
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5回の第3打席にダニエル・デュアルテと対戦したチョーリオは、カウント1ー1から真ん中に入ってきたスライダーを強振。高々と舞い上がった打球は本拠地アメリカン・ファミリー・フィールドのバックスクリーン右側へ突き刺さる、約122メートルの特大弾tとなった。試合には3対7で敗れたものの、「僕にとっても待ち望んだ瞬間だったよ。ただただ嬉しい」と喜びをかみしめた。
走攻守を兼ね備えた5ツール・プレーヤー候補として期待されるチョーリオは昨年12月、メジャーデビュー前の選手では史上最高額となる8年8200万ドルの超大型契約を締結。今季開幕戦で1番・ライトでデビューすると、さっそくメジャー初安打と初盗塁を決め、右翼での広い守備範囲でもチームに貢献するなど、前評判通りの活躍を見せていた。
20歳と23日という若さでの初本塁打は、2018年にフアン・ソト(現ヤンキース)が19歳と207日で記録して以降では最年少。さらに、ブルワーズ史上では4番目の若さでの初本塁打だっただけでなく、ベネズエラ出身の選手では昨季引退したミゲル・カブレラ(20歳と63日)を抜いて最年少記録と、まさに記録づくめのメジャー初本塁打だった。
もともと”ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)2世”との呼び声が高かったチョーリオだが、チームメイトのアブナー・ウリベイは「フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)にも似ているよね」、マイナーでもチームメイトだったタイラー・ブラックは「バッティングを見てるとボー・ビシェット(ブルージェイズ)を思い出すよ」と語るなど、すでに数々の現役スター選手と比較されているチョーリオ。果たして今後、どれだけスケールの大きな選手となっていくのか、かなり楽しみだ。
構成●SLUGGER編集部
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20歳と23日という若さでの初本塁打は、2018年にフアン・ソト(現ヤンキース)が19歳と207日で記録して以降では最年少。さらに、ブルワーズ史上では4番目の若さでの初本塁打だっただけでなく、ベネズエラ出身の選手では昨季引退したミゲル・カブレラ(20歳と63日)を抜いて最年少記録と、まさに記録づくめのメジャー初本塁打だった。
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