現地時間4月28日まで行なわれたトロント・ブルージェイズ対ロサンゼルス・ドジャースのインターリーグは、大谷翔平と菊池雄星の日本人対決など、見どころの多い3連戦となった。ドジャースが初戦、2戦目と連勝した後、ブルージェイズが3戦目を3-1でモノにし、本拠地で一矢報いる白星を手にした。
【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
注目を集めた大谷、菊池の今季初対戦は2試合目に、3打席にわたり繰り広げられた。この試合の2回、大谷の第2打席で、先発した菊池のストレートをライト前へはじき返し、時速119.2マイル(約191.8キロ)の打球速度も大きくクローズアップされることに。
その他の2打席では菊池が打ち取っているものの、試合はドジャースの4‐2での勝利に終わっている。2連勝中だった菊池も、この日は6イニングを投げ今季最多の4失点を喫し、敗戦投手に記録されるなど、ドジャース打線を抑えることは出来なかった。
ブルージェイズファンによる「日本人スター」へのブーイングも話題となったこのカードで、ドジャースの2勝1敗という結果以上に、両チームの勢いの差も顕著となった。最終戦で勝利したブルージェイズだが、前日に菊池を立てるも敗れ、チームの連敗は「5」まで伸びている。
4月が終わりに向かうにつれ、打撃陣の不振などもあり、黒星を重ねているブルージェイズ。気が付けば、借金を背負った中でドジャースとのゲームを迎えていた。そして、このカードでのブルージェイズの戦いぶりを、メジャー公式サイト『MLB.com』が振り返っている。
現地時間4月28日、同サイトのブルージェイズ担当記者、キーガン・マシソン氏による特集記事では、「この2試合は現実を突きつけるものとなった。メジャーで最も得点力のあるオフェンスが街にやってくると、このようになる」として、2戦目までの敗戦の印象を綴っている。
さらに、5連敗中のブルージェイズ打線がわずか計9得点にとどまっていたことで、菊池ら投手陣は「完璧を求められていた」と現在のチーム事情にも言及。その上で、「キクチはオオタニとの対戦のプレッシャーと、まるでオールスターチームのような打線に直面していた中、それを求めるのは酷というものだ」として、ドジャース打線が脅威だったと論じている。
一方で、菊池が大谷をはじめ、ドジャース打線に打ち込まれた内容を記しながらも、「キクチは依然として日本最高の投手の一人であり、今シーズンも素晴らしいスタートを切った。彼の防御率はまだ2.94である」と主張。日本人左腕のここまでのパフォーマンスを評している。
新戦力を加えたドジャースの強さをみせつけられることとなったブルージェイズだが、それでもカード最終戦で、チームの連敗を止める白星をもぎ取っている。意地を見せたチームが、この勝利をきっかけに、ふたたび勢いに乗れるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】今季メジャー最速! 大谷翔平が先輩・菊池雄星からライト前タイムリーを放つ
【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
注目を集めた大谷、菊池の今季初対戦は2試合目に、3打席にわたり繰り広げられた。この試合の2回、大谷の第2打席で、先発した菊池のストレートをライト前へはじき返し、時速119.2マイル(約191.8キロ)の打球速度も大きくクローズアップされることに。
その他の2打席では菊池が打ち取っているものの、試合はドジャースの4‐2での勝利に終わっている。2連勝中だった菊池も、この日は6イニングを投げ今季最多の4失点を喫し、敗戦投手に記録されるなど、ドジャース打線を抑えることは出来なかった。
ブルージェイズファンによる「日本人スター」へのブーイングも話題となったこのカードで、ドジャースの2勝1敗という結果以上に、両チームの勢いの差も顕著となった。最終戦で勝利したブルージェイズだが、前日に菊池を立てるも敗れ、チームの連敗は「5」まで伸びている。
4月が終わりに向かうにつれ、打撃陣の不振などもあり、黒星を重ねているブルージェイズ。気が付けば、借金を背負った中でドジャースとのゲームを迎えていた。そして、このカードでのブルージェイズの戦いぶりを、メジャー公式サイト『MLB.com』が振り返っている。
現地時間4月28日、同サイトのブルージェイズ担当記者、キーガン・マシソン氏による特集記事では、「この2試合は現実を突きつけるものとなった。メジャーで最も得点力のあるオフェンスが街にやってくると、このようになる」として、2戦目までの敗戦の印象を綴っている。
さらに、5連敗中のブルージェイズ打線がわずか計9得点にとどまっていたことで、菊池ら投手陣は「完璧を求められていた」と現在のチーム事情にも言及。その上で、「キクチはオオタニとの対戦のプレッシャーと、まるでオールスターチームのような打線に直面していた中、それを求めるのは酷というものだ」として、ドジャース打線が脅威だったと論じている。
一方で、菊池が大谷をはじめ、ドジャース打線に打ち込まれた内容を記しながらも、「キクチは依然として日本最高の投手の一人であり、今シーズンも素晴らしいスタートを切った。彼の防御率はまだ2.94である」と主張。日本人左腕のここまでのパフォーマンスを評している。
新戦力を加えたドジャースの強さをみせつけられることとなったブルージェイズだが、それでもカード最終戦で、チームの連敗を止める白星をもぎ取っている。意地を見せたチームが、この勝利をきっかけに、ふたたび勢いに乗れるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】今季メジャー最速! 大谷翔平が先輩・菊池雄星からライト前タイムリーを放つ
関連記事
- 大谷翔平にトロントの博物館がまさかの“出禁”通告!? レジ係は言った「ブルージェイズとサインしなかった瞬間から…」
- 「奥様のコーデかな?」大谷翔平、お気に入りの“40万円アイテム”を着こなす姿に大反響!「ホント、オシャレになられて」「爽やかで上品な感じ」
- 「獲得には失敗したけれど、最高の出来事だった」大谷翔平はブルージェイズのファンを魅了したとド軍メディア
- 「真美子さんの好みやろ!」大谷翔平の最新スタイルから感じる“異変”をファン指摘!「心境の変化かな?」「今まで見たことなかったわ」
- 「大谷翔平は別の惑星から来ている」菊池雄星から放った“超速打”に米記者衝撃! 119マイル以上の本数はメジャー史上3位