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「オオタニは1位になれるか?」米放送局が“歴代最高のDHシーズン”を特集! 昨季の大谷翔平が2位にランクイン「まさに文句なしのレースだった」

THE DIGEST編集部

2024.05.09

エンジェルス時代の2023年の大谷が、DH歴代2位にランクインした。(C)Getty Images

エンジェルス時代の2023年の大谷が、DH歴代2位にランクインした。(C)Getty Images

 現地5月8日、米スポーツ専門局『FOX Sports』は、「DHシーズンの歴代トップ10:オオタニは1位になれるか?」と題した特集を掲載。fWAR(FanGraphs社が算出する選手貢献度指標)を基にランキングを作成しており、歴代2位には、ロサンゼルス・エンジェルスに所属していた2023年シーズンの大谷翔平がランクインしている。
【動画】MVPを受賞した2023年の“大谷翔平ハイライト”をチェック

 昨季の大谷は、投手との二刀流ながら135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点を記録。日本人初の本塁打王に輝き、ア・リーグで2年ぶり2度目の満票MVPを獲得した。今回ランキングの基準となっているfWARは「6.5」。この数字を踏まえて同局は、記事内で偉才のパフォーマンスを次のように振り返った。

「23年に、記録破りの天才がア・リーグMVPの栄誉に輝いた。9月のほぼ全てを欠場したにもかかわらず、マウンド上で一線級のスターターのような活躍を披露し、本塁打数と塁打数でリーグトップ。まさに文句なしのレースだった。さらに出塁率、OPS、wRC+(一打席あたりの得点貢献度を示す指標)もメジャートップのペースだった」
 
 ランキングの歴代1位に君臨しているのは、1995年のエドガー・マルティネス(当時シアトル・マリナーズ)。fWARが「7」と傑出しており、「彼が同時代最強のDHとして地位を確立した年だ」と紹介されている。大きな壁には違いないが、はたして大谷は今後、マルティネスを超えていけるだろうか。今後のパフォーマンスにも期待したい。

 なお、今回掲載された「歴代最高のDHシーズン」ランキングは、以下の通りだ。

1位 エドガー・マルティネス(マリナーズ、1995年:7fWAR)
2位 大谷翔平(エンジェルス、2023年:6.5fWAR)
3位 デービッド・オルティス(レッドソックス、2007年:6.3fWAR)
4位 エドガー・マルティネス(マリナーズ、1997年:6.1fWAR)
5位 トラビス・ハフナー(ガーディアンズ、2006年:6.0fWAR)
6位 エドガー・マルティネス(マリナーズ、1996年:5.9fWAR)
7位 フランク・トーマス(ホワイトソックス、2000年:5.9fWAR)
8位 エドガー・マルティネス(マリナーズ、1998年:5.5fWAR)
9位 ラファエル・パルメイロ(レンジャーズ、1999年:5.4fWAR)
10位 トラビス・ハフナー(ガーディアンズ、2005年:5.3fWAR)

構成●THE DIGEST編集部

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