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メジャートップに立つ今季15本目の”ミスター・二塁打”大谷翔平の打撃に米注視「彼はホームランも打てる素晴らしいバッターだ」

THE DIGEST編集部

2024.05.11

左中間に二塁打を放ち、3試合ぶりの2安打をマークした大谷。(C) Getty Images

左中間に二塁打を放ち、3試合ぶりの2安打をマークした大谷。(C) Getty Images

 現地5月10日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がサンディエゴ・パドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、8回の第4打席に2番手で登板した松井裕樹と対戦。左中間を真っ二つに破る痛烈な二塁打を放つなど、4打数2安打。3試合ぶりのマルチヒットを記録した。

 両チーム先発投手の緊迫した投手戦が展開され、7回終了時までドジャースが1点ビハインドで迎えた8回表、この回から登板したパドレスの松井が先頭のムーキー・ベッツが打ち返した打球が左足を直撃。マウンド上で倒れ込んだが、日本人左腕はそのまま気合の続投。無死一塁で大谷と、今季3度目の直接対決となった。

 第2打席に左安打で3試合ぶりのヒットをマークした大谷は外角低めのスライダーを弾き返すと、ライナー性の打球は左中間を破る余裕の二塁打。大谷は塁上で三塁側ベンチに向かって両手を挙げる今季のチーム・パフォーマンス「ヒップ・ロック」を披露し、笑顔を浮かべた。無死二、三塁と絶好の得点機を広げた大谷に続き、3番フレディ・フリーマンがきっちり左犠飛で応え、ドジャースが1対1の同点に追い付いた。
 
 大谷の一打には現地メディアもすぐに反応を示した。MLB公式サイトは「ショウヘイ・オオタニが、リーグトップとなる今季15本目の二塁打を放つ!」と速報を打ち、メジャー全体でも首位に立つ「ミスター・ツーベース」の長打力を称えた。

 また、地元メディア『Dodgers Daily』は「ショウヘイ・オオタニが107マイル(約172.2キロ)の打球速度をマークする二塁打!」と書き始め、「いつも言っていることだが、彼はホームランも打てる素晴らしいバッターだ」と強調。状況に応じたチームバッティングができる大谷の多才さを褒め称えている。

 終盤に追い付いたドジャースだったが、チームは9回に今季2度目のサヨナラ負けを喫し、連勝は「7」でストップ。13連戦の初戦を落とした。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平がパドレス松井裕樹から左二塁打!ベンチに向かって笑顔も
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