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大谷に憧れて大学では二刀流で活躍、全米屈指の美人アスリートと交際...MLBを席巻する“怪物ルーキー”スキーンズって何者?<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2024.06.06

憧れの大谷との初対決で強烈な爪痕を残したスキーンズ。大学時代は自身も二刀流として活躍した。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)との初対決が大きな話題を集めているパイレーツの超大型新人ポール・スキーンズ。5月13日のメジャーデビュー以降、快進撃を続ける"怪物"のプロフィールを改めておさらいしておこう。

【動画】【動画】スキーンズ、大谷を100マイル超の豪速球で3球空振りで三振に仕留める!

▼筋金入りのエンジェルスファン

 スキーンズは2002年5月29日生まれの22歳。出身はアナハイム近郊で、当然、熱狂的なエンジェルスファンとして育った。特に好きだった選手はジェレッド・ウィーバー、ジョン・ラッキーといった選手だったという。

 15歳の時には、大谷のアナハイムでのメジャー初登板をエンジェル・スタジアムで観戦。「自分は大谷を見て育った。二刀流選手として、彼のようになりたかった。いろんな意味で刺激を受けた」と語っている。

▼大学時代は最優秀二刀流選手賞も受賞

 ノーラン・アレナード(カーディナルス)、マット・チャップマン(ジャイアンツ)など有力選手を輩出しているエル・トロ高校を経て21年に空軍士官学校に進学すると、投手兼捕手の二刀流選手として活躍。22年には、投げては10勝3敗、防御率2.73、打っては打率.314、13本塁打、OPS1.046の好成績を残し、投打で優れた才能を発揮する選手に贈られる「ジョン・オルルード賞」を受賞している。
 22年7月、全米屈指の強豪ルイジアナ州立大(LSU)に編入。翌年、エースとして同校をカレッジ・ワールドシリーズ優勝に導き、自身もMVPを受賞した。そして昨年7月のドラフトでは、パイレーツから全体1位指名。ちなみに全体2位指名のディラン・クルーズ(ナショナルズ)もLSUで、史上初めて全体1、2位を同じ学校の選手で占めることとなった。

 史上最高額の契約金920万ドルで入団したスキーンズは、マイナーでわずか12試合に投げただけで、今年5月にメジャー昇格。100マイルを超える剛速球とスプリッターとシンカーをミックスさせた魔球"スプリンカー"を武器にここまで快投を続けている。

▼恋人は年間300万ドル以上を稼ぐインフルエンサー

 交際相手のオリヴィア・ダンはLSUの女子体操選手。美人アスリートとして名を馳せ、TikTokのフォロワーは約790万人、インスタグラムは520万人を超えている。インフルエンサーとしても活躍中で、昨年は大学生であるにもかかわらずスポンサー契約などで300万ドル以上の収入を得ていた。ソーシャルメディアで1本投稿するだけで50万ドルを稼いだこともあるという。
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