現地６月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地でのロッキーズ戦に１番・ＤＨでスタメン出場。初回の21号先頭打者弾を放ち、３打数１安打２四球だった。

　このロッキーズ４連戦は絶好調の大谷が、ゲーム開始直後から魅せてくれた。先頭打者として打席に立った初回、低めのシンカーをすくい上げた打球はバックスクリーンへドスン。相手センターのフェンス際のジャンプをかいくぐり、リーグトップに躍り出る21号を叩き込んだ。

　さらに２回にも２死一、三塁の好機で打席がめぐってくる。直前の一発で相手投手も警戒したのか、ここはインコースに外れるボールが続いて四球となった。 　４回には３打席目が回ってきたが、ここは三振。６回の４打席目は無死一塁とこれまた好機だったが、ここは態勢を崩されセンターフライに倒れた。８回の第５打席は２死一塁の場面だったが、ここは一塁走者のクリス・テイラーが盗塁した後に申告敬遠が選択された。５試合連続マルチ安打はならなかったものの、この４連戦は18打数８安打（打率.444）、２本塁打７打点の大暴れだった。

　ゲームは大谷の先頭打者弾を皮切りに、３回と４回にも打線が２点ずつ入れて計５点のリード。先発のギャビン・ストーンが６回途中に打ち込まれて２点を失い、８回にもライアン・マクマーンに本塁打が出たが継投で何とか逃げ切り、５対３で勝利した。

構成●SLUGGER編集部

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