元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫氏が7月1日に自身のブログ『今日もどこかであくたろう』を更新。6月30日の広島戦で一軍復帰したばかりの巨人・大勢と中川皓太の起用に苦言を呈した。
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左膝痛で離脱していた中川が30日の広島戦で2か月半ぶりに復帰し、7回に登板。1死二、三塁のピンチを招くと、広島の3番・上本崇司をショートゴロに打ち取る間に三塁ランナーの生還を許し、1点を奪われた。この日、中川は1回(13球)を投げて被安打1、1四球、1失点だった。
同じく右肩違和感から2か月ぶりに復帰した巨人の大勢が、1点リードの9回に登板。安打と四球で2死満塁とされたものの、なんとか無失点で切り抜けた。この日、大勢は1回(19球)を投げて被安打1、1奪三振、2四球の内容だった。
そんな広島戦を観戦した堀内氏は自身のブログで「開口一番、勝ったとしても辛口だよ(笑)」と綴りはじめると、「なんとか勝てた。広島に2勝1敗で勝ち越し。『勝負はオールスター後から』との声も聞こえるが、今を勝てなきゃその後もないぞ」と断言した。
また「昨日は西館、赤星、又木、この3人が登録抹消され、その代わりに上がってきた中川と大勢が投げた」と記し、続けて「中川は3-1と2点リードの7回に登板して1失点大勢は3−2と1点リードの場面で登板」と試合を振り返った。
さらに「結果は0で抑えたが、ヒット1本と連続フォアボールで二死満塁のピンチを自ら作る、危なっかしい登板だった。緊張した場面で使うにしても少し慣れてからでも、とは思うがね」と苦言を呈した。
また同氏は巨人の阿部慎之助監督の采配についても「先発の菅野が6回1アウトで降板したのが大きいが、次の日に試合がないとはいえ、ピッチャーの交代が多いこと」と指摘。「なんとか点を取りたいのは、伝わってはくるんだけど、スクイズ失敗でダブルプレーとか、バントの失敗がいまだに目につくし、失敗したら、次はあるのかないのか、なんかオロオロした感じに見えてしまうんだよね」と攻撃についても言及した。
最後に「もっとドシっと地に足をつけた野球を。頼みましたよ!」と力強い言葉で締め括った。
なお、試合は首位・広島との接戦を巨人が3-2で制し、3位に浮上している。
構成●THE DIGEST編集部
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同じく右肩違和感から2か月ぶりに復帰した巨人の大勢が、1点リードの9回に登板。安打と四球で2死満塁とされたものの、なんとか無失点で切り抜けた。この日、大勢は1回(19球)を投げて被安打1、1奪三振、2四球の内容だった。
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また「昨日は西館、赤星、又木、この3人が登録抹消され、その代わりに上がってきた中川と大勢が投げた」と記し、続けて「中川は3-1と2点リードの7回に登板して1失点大勢は3−2と1点リードの場面で登板」と試合を振り返った。
さらに「結果は0で抑えたが、ヒット1本と連続フォアボールで二死満塁のピンチを自ら作る、危なっかしい登板だった。緊張した場面で使うにしても少し慣れてからでも、とは思うがね」と苦言を呈した。
また同氏は巨人の阿部慎之助監督の采配についても「先発の菅野が6回1アウトで降板したのが大きいが、次の日に試合がないとはいえ、ピッチャーの交代が多いこと」と指摘。「なんとか点を取りたいのは、伝わってはくるんだけど、スクイズ失敗でダブルプレーとか、バントの失敗がいまだに目につくし、失敗したら、次はあるのかないのか、なんかオロオロした感じに見えてしまうんだよね」と攻撃についても言及した。
最後に「もっとドシっと地に足をつけた野球を。頼みましたよ!」と力強い言葉で締め括った。
なお、試合は首位・広島との接戦を巨人が3-2で制し、3位に浮上している。
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