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「最高のタイミングでスーパースターに変貌を遂げた」ベッツ代役のド軍ベテランに脚光!“不敗神話”も継続、攻守両面での活躍を現地メディア絶賛

THE DIGEST編集部

2024.07.04

タグアウトでは大谷との微笑ましいじゃれ合いもみられるロハス。ベッツの代役として活躍をみせている。(C) Getty Images

 ベテランの攻守でのプレーが脚光を浴びている。

 ロサンゼルス・ドジャースのミゲル・ロハスが現在、負傷欠場中のムーキー・ベッツの代役として遊撃手で常時出場を続けている。メジャーキャリアが10年を超える35歳は、チームの核であるベッツ不在を補って余りある活躍をみせており、今季、ロハスが打点を挙げた試合は負けない(7月3日終了時まで)とする「不敗神話」も継続中だ。

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 勝負強さが話題となっている打撃に加え、守備での貢献度も高いことで、後半戦もロハスがチームを支えるものと見通す現地メディアの見解も伝えられている。

 米スポーツサイト『The Sporting News』では現地時間7月3日、ロハスのここまでの活躍を振り返る特集記事を配信。トピックの中では、「ドジャースのベテランは、最高のタイミングでスーパースターに変貌を遂げた」と評しており、緊急事態の中でのパフォーマンスを称えている。

 さらに同メディアは「35歳のロハスは素晴らしいシーズンを送っており、ロサンゼルスがムーキー・ベッツの深刻な負傷を乗り越えるのに役立ち、ドジャースがトレード期限に遊撃手を追加しなくても済むかもしれない」と主張。打撃面での各スタッツにおいて、ロハスのキャリアでも上位の成績を残していると説明するとともに、「ベッツの不在中に彼が毎日ラインナップに残る能力の鍵は、彼の守備力にあるだろう」として、ショートの守備でのOAA(野手が平均よりどれだけ多くのアウトを奪っているかを示す指標)が高いと指摘する。

 また、今後を見据え、「彼の成績が下がり続ける可能性も否定できない」と予想しながらも、「ベッツが復帰した後、ロハスがホットな状態を維持した場合は、ドジャースがある程度の柔軟性を確保できる可能性もある。キャリアハイに届かなくとも、彼がヒットを打ち続けることで、必要に応じてベッツが二塁や外野に戻ることができる」と分析。

 同メディアは、「ベッツのようなMVP候補が不在でもドジャースが好調を維持できたのは、シーズン前半戦の彼の活躍が大きかったと言える」として、背番号11の貢献度を強調する。

 打線では中軸で存在感を示し、ショートの守備でも安定したプレーで内野陣を支えている。そしてシーズン後半以降もロハスがラインナップに名を連ねることにより、チームのさまざまな選択肢が増えていくことも間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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