3年2100万ドル、日本円にして約23億円という好条件を提示して秋山翔吾獲得に成功したレッズ。これまで日本人選手がプレーしたことがなかったため、日本のファンにとっては馴染みが薄い球団かもしれないが、この機会にチームについて知っておきたい情報をカバーしておこう。
●史上最古の球団の流れを汲む名門
球団のメディアガイドは、1869年に最初のプロ球団シンシナティ・レッドストッキングスとしてスタートしたと謳っている。今から151年前、和暦では明治2年のことだ。
実際には、当時のレッドストッキングスと今のレッズが直接つながっているわけではないのだが、シンシナティという都市がMLBの歴史にとって非常に重要であることに変わりはない。以前は最初の球団が生まれたことに敬意を表し、レッズの試合だけ開幕日を1日早める慣例もあったほどだ。
●黄金期を築いた1970年代
10度のワールドシリーズ進出のうち、4度は1970年代に集中している。スパーキー・アンダーソン監督の指揮下、ピート・ローズやジョニー・ベンチ、ジョー・モーガンといったスターたちが活躍したレッズは“ビッグ・レッド・マシン”と恐れられ、75~76年には2年続けてワールドチャンピオンに輝いた。
なお、ワールドシリーズ初優勝は“ブラックソックス・スキャンダル”が起きた19年。シューレス・ジョー・ジャクソンを含むホワイトソックスの8選手が、ワールドシリーズで八百長を働いたとして球界から追放された。
●今も愛される“汚れた英雄”
球団史上最大の英雄は、MLB歴代最多の4256安打を記録したローズで決まりだろう。クラウチングスタイルから快打を飛ばし、首位打者3回。どんな時も全力プレーを貫き、“チャーリー・ハッスル”と呼ばれた。
89年に野球賭博で球界から永久追放となった後も、彼を英雄視するシンシナティのファンは多い。歯に衣着せぬ物言いでも知られ、イチローの安打記録にいろいろケチをつけていたことでも記憶に新しい。果たしてローズが秋山をどう評価するか、気になるところではある。
●史上最古の球団の流れを汲む名門
球団のメディアガイドは、1869年に最初のプロ球団シンシナティ・レッドストッキングスとしてスタートしたと謳っている。今から151年前、和暦では明治2年のことだ。
実際には、当時のレッドストッキングスと今のレッズが直接つながっているわけではないのだが、シンシナティという都市がMLBの歴史にとって非常に重要であることに変わりはない。以前は最初の球団が生まれたことに敬意を表し、レッズの試合だけ開幕日を1日早める慣例もあったほどだ。
●黄金期を築いた1970年代
10度のワールドシリーズ進出のうち、4度は1970年代に集中している。スパーキー・アンダーソン監督の指揮下、ピート・ローズやジョニー・ベンチ、ジョー・モーガンといったスターたちが活躍したレッズは“ビッグ・レッド・マシン”と恐れられ、75~76年には2年続けてワールドチャンピオンに輝いた。
なお、ワールドシリーズ初優勝は“ブラックソックス・スキャンダル”が起きた19年。シューレス・ジョー・ジャクソンを含むホワイトソックスの8選手が、ワールドシリーズで八百長を働いたとして球界から追放された。
●今も愛される“汚れた英雄”
球団史上最大の英雄は、MLB歴代最多の4256安打を記録したローズで決まりだろう。クラウチングスタイルから快打を飛ばし、首位打者3回。どんな時も全力プレーを貫き、“チャーリー・ハッスル”と呼ばれた。
89年に野球賭博で球界から永久追放となった後も、彼を英雄視するシンシナティのファンは多い。歯に衣着せぬ物言いでも知られ、イチローの安打記録にいろいろケチをつけていたことでも記憶に新しい。果たしてローズが秋山をどう評価するか、気になるところではある。
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