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「レッドソックスの敬遠が機能していない」延長11回に劇的勝利…ドジャースの強力打線に地元記者から称賛の声「勝負どころで素晴らしい仕事ぶり」

THE DIGEST編集部

2024.07.21

11回裏にサヨナラ適時打を放ったドジャースのウィル・スミス(左)。(C)Getty Images

 驚異の粘り勝ちだ。

 現地7月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「1番・指名打者」としてスタメン出場し、6回の第3打席で左中間への二塁打をマークするなど、4打数1安打、2四球。チームも延長11回の末に7対6でサヨナラ勝ちを収め、後半戦2連勝スタートを飾っている。

 取っては取られてのシーソーゲームとなったこの試合、ドジャースは3対4で終盤を迎えるも、9回裏の先頭キケ・ヘルナンデスが6号ソロを放ち、延長タイブレークへ突入。10回表に4対6とリードを許すが、その裏、またもK・ヘルナンデスの適時打で試合は振り出しに。11回表を無失点でしのぐと、最後はウィル・スミスのサヨナラ適時打で激闘に終止符が打たれた。

 試合後には、SNS上でも反響の声が続々。なかでもドジャース専門メディア『Dodgers Digest』に寄稿しているブルース・クンツ記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「なんという勝利だ。同シリーズ最初の2試合は、どちらも負けるかと思った。ドジャース打線が勝負どころで素晴らしい仕事ぶりだ」と称賛を送っている。
 
 また、同メディアのノア・カムラス記者は、「レッドソックスの敬遠が機能していない」と指摘した上で、「金曜:スミス敬遠で満塁→フレディ・フリーマンが決勝グランドスラム。土曜:オオタニ敬遠で満塁→スミスがサヨナラ適時打」と投稿。MLB公式サイトのドジャース番を務めるフアン・トリビオ記者は、「最近ドジャースはどの試合も面白い」と呟いていた。

 これでドジャースは、58勝41敗の貯金「17」。ナ・リーグ西地区首位を快走している。

構成●THE DIGEST編集部

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