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「なんてこった。球場から飛び出すところだ」戦慄の打球音でかっ飛ばした大谷翔平の特大144m弾にド軍番記者は脱帽「この男は信じられない」

THE DIGEST編集部

2024.07.22

大谷は4試合ぶりに今季30号を放った。(C)Getty Imags

 特大の一発に驚愕の声が挙がっている。

 現地7月21日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのボストン・レッドソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に4試合ぶりとなる今季30号を放ち、日本選手初の4年連続30本塁打を達成した。

 後半戦、待望の快音がドジャー・スタジアムに轟いた。2点をリードした5回、先頭のオースティン・バーンズが今季第1号となるソロ弾を左翼スタンドに運ぶと、日本人スターも続いた。大谷は相手右腕カッター・クロフォードのカットボールが真ん中に甘く入ってきたところを見逃さず強振。レッドソックス外野陣は一歩も動かず、打球はあっという間にライトスタンド上段に消えていった。

 打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、28度の角度で上がった打球は特大の473フィート(約144.1メートル)弾。豪快な一発にファンは総立ちとなり、球場は大熱狂に包まれた。
 
 ナ・リーグ一番乗りとなった大谷の30号本塁打に現地記者は脱帽だ。連日ドジャースのニュースを専門に扱う米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「Oh my goodness(なんてこった)」と書き出し、「ショウヘイ・オオタニがボールを破壊した」と、そのあまりの打球音に戦慄が走った。「ドジャー・スタジアムから飛び出すところだった。これで今季30本目の本塁打。この男は信じられない」と綴り、スーパースターのパワフルな打棒に感嘆を漏らした。

 試合は今季チーム最多を更新する1試合6本塁打が乱れ飛び、ドジャースが9対6で快勝を収め3連戦をスイープ。本拠地でのド派手な花火大会に大谷が名を連ねた。

構成●THE DIGEST編集部

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