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トレード・デッドライン直後の地区ライバル対決はパドレスに軍配。大谷翔平は無安打も初回大量得点の呼び水になるもドジャースは延長10回にサヨナラ負け

SLUGGER編集部

2024.07.31

地区首位を争うライバル相手に直接対決で敗北したドジャース。大谷は初回に足で貢献したが……。(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地7月30日、敵地パドレス戦に1番・DHでスタメン出場。4打数無安打も初回に今季28個目の盗塁を決めたが、ドジャースは6対5で敗れた。

 同日にトレード・デッドラインを迎え、いよいよプレーオフ争いも佳境に入っていく中で、ドジャースは地区2位のパドレスと対戦。だが、初回からいきなり王者の余裕を見せつける。大谷の四球&今季28個目の盗塁を皮切りに実に8人が安打を重ね、一気に5点を先制する。

 ただ、大谷はその後2回の打席で安打は出ず。特に第3打席は2番手で登板の松井裕樹の前に空振り三振に倒れ、チームもその後はゼロが続く。一方で先発のタイラー・グラスナウも6回3失点と抑え、5対3で試合は終盤へと突入する。
 

 大谷は7回に第4打席が回ってくるも、ここはライトライナー。直後にドジャースは二死満塁のチャンスも手にしたが、ここは得点ならず。9回には1死から大谷の5打席目が回ってくるが、フルカウントから自信をもって見送ったスプリッターがストライクと判定されてしまい、ここは見逃し三振に倒れて2試合連続無安打に終わってしまう。

 9回裏にマウンドに上がったブレイク・トライネンは、先頭のマニー・マチャドにいきなりソロ本塁打、1死からジャクソン・メリルにも一発を浴びてついに同点に追いつく。

 タイブレークの延長10回も、ドジャースは淡白な攻撃に終始して無得点。その裏にはパドレスに1死満塁からドノバン・ソラーノにサヨナラタイムリーを打たれて5対6で敗北。これで両チームのゲーム差は5.5に縮まった。

構成●SLUGGER編集部

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