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高校野球

ドラフト候補二人を抱える明石商の現状は?『敵を知って己を知る』をモットーに日本一への土台作りに邁進中

大友良行

2020.01.12

絶対的エースの中森(写真)やリードオフの来田涼斗など、明石商には好素材が揃う。写真:大友良行

絶対的エースの中森(写真)やリードオフの来田涼斗など、明石商には好素材が揃う。写真:大友良行

 “春はセンバツから“と言われて久しい。『第92回選抜高等学校野球大会』(3月19日から13日間、甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が今月24日に迫っ...
 “春はセンバツから“と言われて久しい。『第92回選抜高等学校野球大会』(3月19日から13日間、甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が今月24日に迫っている。昨秋、全国10地区で行なわれた秋季大会で勝ち上がった上位チームに、21世紀枠3校を加えた計32校が甲子園切符を手にすることになる。

 強豪校がひしめき合う近畿地区からは、6校が選出されるのが恒例だ。

 昨秋の近畿大会では、天理(奈良)が優勝、準優勝が大阪桐蔭(大阪)。履正社(大阪)と智弁学園(奈良)がベスト4入りと、ここまでは当確。残りの2校は、ベスト8の中では、奈良大付属(奈良)と京都翔英(京都)がコールド負けしたため、明石商(兵庫)と智弁和歌山(和歌山)が選ばれることは間違いないだろう。いずれにしろ近畿6校は試合巧者揃い。組み合わせ次第では、このなかから優勝校が出てもおかしくはない。

 とりわけ注目なのが、最近メキメキと力を付けてきた明石商だ。

 2016年の選抜甲子園に初出場でベスト8。これを皮切りに2018年夏にも甲子園に出すると、2019年には春夏の両方でベスト4まで勝ち上がった。この4年間で春夏通算4回。あっという間に強豪校の仲間入りだ。しかも周りは私立校ばかりだが、明石商は市立高校。「公立高校でもやれば出来る」と全国にアピールしている。
 
 チームが強くなれば好選手も育つ。プロ野球にも2018年西武ドラフト1位の松本航投手(日体大経由)、2019年楽天ドラフト7位の水上桂捕手を送り出している。今年も2017年卒の153キロ右腕、山崎伊織(東海大)が、各球団のドラフト上位候補にリストアップされているという。

 さらに今年のチームにも超高校級の逸材が二人もいる。もし彼ら二人がプロ入りすることになれば、この3年で同校出身者5人のプロ野球選手が誕生することになる。

 その中心にいるのが、最終学年を迎える中森俊介投手だ。182センチ83キロの右投左打で、1年春からベンチ入り。最速151キロを投げる本格派右腕は、ストレートには伸びがあり、緩急をつかったクレバーなピッチングを持ち味とする。スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップも投げ、身体能力も高い明石商の”絶対的エース”だ。

 もう一人は同学年の来田涼斗中堅手。178センチ78キロの右投左打。昨春の甲子園準々決勝の智弁和歌山戦で、先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を記録した。シュアな打撃に加え長打力もあり、チャンスに強く、守備範囲も広い。50メートル6秒0の快足の持ち主で走攻守3拍子揃ったトップバッターだ。

 さらに1年生ながら4番を任されていた福本綺羅右翼手にも注目したい。176センチ82キロの左投左打。バットコントロールが上手く左方向にも打てる。もの怖じしない性格で足も速い。甲子園での全国デビューが楽しみだ。
 

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