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大谷翔平、4打数無安打でカーショウを援護できず……ドジャースも2対6で敗れてフィリーズに負け越し決定

SLUGGER編集部

2024.08.07

大谷が無安打、カーショウの好投も報われず、グラテロルが復帰初戦に故障……とにかくこの日のドジャースはいいところがなかった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地8月6日、本拠地フィリーズ戦に1番・DHでスタメン出場。4打数無安打に終わり、ドジャースも2対6で敗れた。

 ドジャースはレジェンド左腕クレイトン・カーショウ、フィリーズはクリストファー・サンチェスを先発に打ち立てたナ・リーグ頂上決戦2試合目は、序盤が投手戦に。大谷は第1打席にセカンドゴロ、第2打席はレフトフライと抑え込まれ、両チーム4回まで無得点に推移する。

 先制したのはフィリーズ。5回に連打を浴びて、カイル・シュワーバーのタイムリーで1点を失ってしまう。ここでカーショウは降板するが、スタンドのファンは拍手で彼を見送り、後をジョー・ケリーが無失点に抑える。1点差の5回裏には2死一塁で大谷に3打席目が回ってくるも、ここはセカンドライナーに終わる。
 

 さらにドジャースは6回に、右肩の炎症から復帰したばかりの剛腕リリーバ―、ブルスダー・グラテロルを3番手で送り込む。だが、3人目のJT・リアルミュートのところで右足を痛めたらしく、肩を支えられて退場となった。代わったブレント・ハニーウェルが打たれてリードは0対4まで広がってしまう。6回にドジャースは1点を返したが、その後はなかなか得点機が巡ってこない。

 7回裏の大谷の第4打席は2死一、二塁のチャンスだったが、オールスターにも出場したリリーフ投手マット・ストラームの前に、フルカウントからのライトフライ。結局その後打席は回ってこなかった。ドジャースは8回にテオスカー・ヘルナンデスにホームランが出て一矢報いたものの、9回表にはフィリーズにもエドムンド・ソーサとシュワーバーに一発が飛び出し、2対6。最終回に望みを託すも得点は入らず、そのまま敗れた。

 これでドジャースは、今季の対フィリーズが1勝4敗。残り1ゲームのため、この時点で負け越しが決定した。

構成●SLUGGER編集部

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