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大谷翔平、2試合連続の無安打でドジャースも連敗。3本塁打7打点のシュワーバー1人に敗れる

SLUGGER編集部

2024.08.08

大谷はこの3連戦で一度も三振していないが、ここ2試合はバットに当たっても凡打を繰り返した印象だ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地8月7日、本拠地フィリーズ戦に1番・DHでスタメン出場。5打席で前日に続いて無安打に終わり、チームも敗れた。

 1勝1敗で迎えた3連戦最終戦は、初回にフィリーズのカイル・シュワーバーが先頭打者ホームランで先制。一方、大谷は内野安打で出塁かと思われたが、判定が覆ってまずはセカンドゴロに終わった。

 だが、直後にテオスカー・ヘルナンデスのツーベースとフレディ・フリーマンのタイムリーでドジャースも瞬く間に同点に追いつく。さらにこの後、この日から復帰したミゲル・ロハスにもタイムリーが出て、ドジャースは勝ち越しに成功する。
 

 大谷は第2打席もファーストゴロに倒れたものの、結果として一塁と二塁にいたランナーをそれぞれ進塁させた。これでチャンスを広げたドジャースは、フリーマンが2点タイムリーを放ってさらに点差を拡大する。

 大谷は4回裏の第3打席にセカンドへのポップフライに倒れると、直後の5回からは一転して、フィリーズが猛攻を見せる。シュワーバーのタイムリーなどで1点差まで追いつくと、6回には一挙5点を挙げて逆転に成功した。シュワーバーはこのイニングと9回にもホームランを放つなど、9点中7打点を一人で挙げている。

 反撃したいドジャースだが打線は湿り続け、大谷は7回の第4打席も内野ゴロ。4回以降はランナーが出ても二塁にすら至れぬ状況が続いたが、最終回に1死一、二塁で大谷に5打席目が回る。とにかく一発を期待したかったが、ここも三塁ファウルフライといいところなく終わり、ドジャースも4対9で敗れてしまった。
 
構成●SLUGGER編集部

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