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プロ野球

「いつもと違った緊張感」の合同自主トレで、佐々木朗希が感じさせた“芯の強さ“と“プロ意識“

岩国誠

2020.01.11

同い年のドラフト4位・横山陸人投手を相手にした約10分間のキャッチボールでは、「ボールの感触を確かめながら投げた」という。写真:THE DIGEST写真部

同い年のドラフト4位・横山陸人投手を相手にした約10分間のキャッチボールでは、「ボールの感触を確かめながら投げた」という。写真:THE DIGEST写真部

 ロッテ新人合同自主トレが11日に始動。注目のドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手がプロとしての第一歩を踏み出した。  午前10時過ぎ。佐々木朗を先頭に7人のルーキーたちが、詰めかけた50人を超え...
 ロッテ新人合同自主トレが11日に始動。注目のドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手がプロとしての第一歩を踏み出した。

 午前10時過ぎ。佐々木朗を先頭に7人のルーキーたちが、詰めかけた50人を超える報道陣の前に姿を現した。河合克美オーナー代行と井口資仁監督からの訓示が終わると、いよいよプロ野球選手として、新人合同自主トレがスタート。約40分間のウォーミング後、キャッチボール、ノック、12分間走、体幹トレーニング、ウェイトトレーニングなど、午後3時まで続いたメニューをしっかりこなした。

「ボールの感触を確かめながら投げた」というキャッチボールでは、同い年のドラフト4位・横山陸人投手を相手に約10分間。最長ベース間の距離を1球ずつ丁寧に行うと、苦手としている長距離走メニューの12分間走では、1周目でなんと最後方に。

 しかし「思ったよりみんなのペースが早くて、びっくりしましたが、自分のペースで走ろうと思っていた」と、終始マイペースを堅持した。その結果、6分過ぎあたりで先頭集団に追いつくと、再び離されたものの最後は3番目でフィニッシュ。「きつかった」と振り返ったメニュー終了時に、その場に座り込んだものの、周囲に影響されず己を貫いた結果、球団から目安として言われた2800m以上の距離を走破。芯の強さを感じさせた。
 
 この日は外野スタンドの一部を解放し、約1000人のファンが、佐々木朗の姿を見ようとスタンドに詰めかけた。試合では大観衆の前での登板もある佐々木朗だが「(多くの方に)練習を普段見られるということはなかったので、いつもと違った緊張感がありました。ファンの方が観客席にいることで、応援されていることを実感しましたし、その分頑張らないといけないなと思いました」と、自らを発奮させる材料となったようだ。

 初日の全メニュー終了後、そのファンのために、球団は即席サイン会を開催。限られた時間の中ではあったが「ファンの方がいるから頑張っていけると思います。一人でも多くの方にサインを書きたい」と、サイン会に参加した横山(ドラフト4位)、福田(ドラフト5位)、本前(育成ドラフト1位)とともに、時間いっぱいまで約30分間、思いを込めてペンを走らせ、ファンの方、一人ひとりの目を見て、サインを手渡した。

 サイン会終了後、「力むことはなかったが、いい緊張感でできました。しっかりやれることはやったので良かったと思います。体力面だったり、体の強さっていう部分で、まだまだ弱い部分があるので、そういうところを高めていければと思います」と、新人合同自主トレ初日を振り返った佐々木朗。明確なテーマを見据えた黄金ルーキーは、キャンプインまで、しっかり体作りを進めていく。

文●岩国誠

【著者プロフィール】
いわくに・まこと/1973年生まれ。元々はプロ野球のニュース番組制作に携わるTV映像ディレクター。8年前から5年間、SNSなどでの球団公式映像やパ・リーグTVでの制作・配信を経験。その縁から昨年より、フリーライターとして、webメディアでのプロ野球記事の執筆を始める。また、舞台俳優としての経験を生かして、野球イベントなどの運営や進行役など、幅広い活動を行っている。

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