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プロ野球

2020年西武の「理想」のオーダーは?「1番・金子」に待った!源田&外崎とDHの使い方がポイントに

氏原英明

2020.01.17

秋山が移籍した1番に据えるのは、源田(写真)が最適だろう。写真:徳原隆元

秋山が移籍した1番に据えるのは、源田(写真)が最適だろう。写真:徳原隆元

 キャンプインまであと半月。この時期の楽しみといえば、今季の布陣を夢想することだろう。どうすれば、チームのポテンシャルを最大限に引き出せるのか。ここでは、現在の戦力を分析し、得点力向上が見込める...
 キャンプインまであと半月。この時期の楽しみといえば、今季の布陣を夢想することだろう。どうすれば、チームのポテンシャルを最大限に引き出せるのか。ここでは、現在の戦力を分析し、得点力向上が見込める「最良のオーダー」を考察する。

    ◆    ◆    ◆

 今年も主力流出の憂き目にあってシーズンを迎える。

 シーズン最多安打の日本記録を保持していた秋山翔吾の移籍は、チームにとって大きな痛手だ。辻発彦監督は金子侑司を秋山の代役にと考えているようだが、より1番に相応しいのは源田壮亮だろう。

 源田はこの3年、2番打者として多くの経験を積んできた。秋山の後を打つことで1番打者の重要性を肌で感じできた選手であり、その仕事内容も熟知している。

 西武の1番と言えば、秋山や栗山巧が印象深いが、彼らもかつては2番を任されて経験を積んだ。その系譜を引き継ぐ源田が1番に座ることで、西武打線に新たな流れが生まれるはずだ。

1(遊)△源田壮亮 
2(右) 外崎修汰
3(捕)△森友哉 
4(一) 山川穂高 
5(三) 中村剛也 
6(左)△スパンジェンバーグ
7(指) 佐藤龍世 
8(二) 山野辺翔
9(中)▲金子侑司 
※△は左打ち、▲は両打ち
 
 また、昨季終盤に5・6番として起用された外崎には、再び上位を任せたい。ケースバッティングができ、なおかつ長打も期待できる外崎は2番に最適な人材。ベースランニングが上手い源田との同級生コンビでチャンスを拡大し、頼りになるクリーンアップにつなげば昨年同様の得点力が期待できるはずだ。相手が左腕の時は、源田との打順を入れ替えるのもひとつの策だろう。

 もうひとつの肝が、DHの活用法だ。

 中村と栗山の両ベテランは重要な戦力だが、シーズンを通してコンディションを保つのが難しくなっている。昨季はふたりとも規定打席をクリアしたが、中村は怪我で離脱した期間があったし、栗山はシーズン終盤、特にポストシーズンで、パフォーマンスにやや輝きがなかった。彼らの疲労を軽減するためにDHを使ってローテーションするのだ。
 DHに佐藤を置いているのは、そのローテーションをスムーズにするための策だ。佐藤を恒常的にスタメン起用して試合勘を保っておけば、仮に中村が欠場した場合にもすぐに三塁の穴埋めができる。佐藤が三塁を守った際は、メヒアがDHに入ることもあるし、栗山を起用するケースもあるだろう。

 つまり、今季の西武のD Hの使い方は、パワーバットを置く従来の起用法と異なり、メジャーでもよく使われる、選手のパフォーマンス維持のためのものであるということだ。そのなかで、佐藤だけでなく、鈴木翔平などにも経験を積ませて将来へつなげていけばいい。

取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)

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【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。
 

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