侍ジャパン

若き侍ジャパンがU-15W杯初優勝! 窮地救う15歳の”レーザービーム”に称賛止まず「肩つよ!」「プロ待ったなし」

THE DIGEST編集部

2024.08.27

侍Jトップチームを率いる井端監督。U-15で世界の頂点に立った。写真:鈴木颯太朗

 若き侍の才能が輝いた。

 現地8月25日、野球の第6回「WBSC U-15ワールドカップ(W杯)」がコロンビアで行なわれ、侍ジャパンU-15日本代表はプエルトリコと決勝を戦い、7対6で勝利を収め大会初優勝を飾った。

 野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームも率いる井端弘和監督がアンダー世代で世界の頂点に輝いた。初回に先制された日本だったが、すぐさま逆転に成功。3回に再逆転を許したものの、4回には中島齊志が右翼線へ貴重な2点三塁打を放った。

 3点リードから一時は1点差にまでプエルトリコに詰め寄られたが、日本は最終7回に遊撃手・川上慧の好守もあって薄氷の勝利。悲願の初タイトルを手にした。
 
 この試合、日本の堅い守備が目立ったなかで、球場が大いに盛り上がったシーンがあった。2点リードした6回、日本は2死二、三塁と大ピンチを招く。ここで痛烈な中前打で1点差となると、二塁走者が一気にホームを狙った。同点の危機だったが、センターを守る小久保颯弥が強肩を発揮。矢のような送球でタッチアウトにしてみせた。捕手の中嶋蒼空もうまくボールを捕球する見事なビッグプレーで窮地を脱し、スタンドは大歓声が上がった。

 まさにレーザービームのような小久保の返球には現地解説も大興奮。「なんて素晴らしいスローイングなんだ」「ワオ!恐ろしいほど高いスキルだ!」と賛辞が止まず、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公式SNSにも、この場面が投稿された。同コメント欄には「小久保くん、肩つよ!」「レーザー送球」「すごい15歳がいたもんだ」「これはプロ待ったなし」「捕球からの返球スピード、正確さ全てが整ったミラクルプレー。素晴らしい!」などなど、その鉄砲肩に喝采が飛んだ。

 世界一に輝いた未来の日本野球を背負う若侍たちの才能に衝撃まじりの称賛が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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