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MLB

「MLBは大谷翔平が来てから人気が高まった」と米メディア確信「私たちは彼を何かと比較することをあきらめた」「その才能と能力は当たり前のものではない」

THE DIGEST編集部

2024.08.27

40ー40を達成した翌日の現地8月24日、41号アーチを放った大谷。(C)Getty Images

40ー40を達成した翌日の現地8月24日、41号アーチを放った大谷。(C)Getty Images

 米メディア『FanSided』は、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)がMLBにやってきてから野球の人気が高まったと力説した。

【動画】大谷の活躍を“予言した”アムシンガー氏をチェック!

 大谷は現地8月23日のタンパベイ・レイズ戦で4回に盗塁を成功させると、9回裏に逆転満塁本塁打を放って、MLB史上6人目となる40(本塁打)ー40(盗塁)を達成。その翌日には41号アーチを右翼ポール際に放り込んだ。

 MLBで前代未聞の“二刀流”としてプレーし、これまで2度のMVPを受賞。さらに今シーズンは誰も成し遂げていない「50ー50」の偉業を狙える大谷について、もはや米メディアも感服する以外にないようだ。

「MLBは日本から大谷翔平がやって来てから人気が高まった。そして私たちはオオタニを何かと比較することをあきらめた。その才能と能力は、約1世紀前のベーブ・ルースの初期の頃から見られないもの。彼のやっていることは、当たり前のことではないのだ」
 
 こう記した同メディアは、大谷のスーパースターぶりを伝えるひとつのエピソードを紹介した。8月24日に米放送局『MLBネットワーク』のキャスター、グレッグ・アムシンガー氏が前日に40ー40を達成した大谷を「地球上で最も偉大な現役野球選手」と声高に主張。すると、そのタイミングで大谷が41号本塁打を放ったのだ。

 アムシンガー氏は、「史上最高の選手がたったいま41号アーチを打ったぞ。どれほどエキサイティングなこと(40ー40)をやっても、ショーは止まらない」と叫びながらスタジオ内を闊歩。大笑いしながら席に戻ると、両手でテーブルを何度も叩く仕草を見せた。

 一連のシーンは大きな話題となり、米紙『USA Today』は「アムシンガー氏に敬意を表するべき」と報じ、米メディア『EssentiallySports』は「神のようなタイミング」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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