打率.291、本塁打44、打点98、盗塁43、出塁率.374、長打率.617、OPS.991の大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)と、打率.327、本塁打51、打点123、盗塁7、出塁率.461、長打率.715、OPS1.176のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)。はたしてどちらが優れた選手なのか。
【動画】MLB公式が配信! 大谷翔平の"40ー40"ハイライトをチェック!
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が現地9月1日、「オオタニとジャッジ、どちらが最高の選手なのか?」という記事を出した。
「この質問は本質的に意見が分かれるものだ。ドジャースのファンはオオタニを選ぶだろうし、ヤンキースのファンはジャッジを選ぶだろう。ただ、それはどんな状況でも誤った選択だ。両者とも素晴らしい選手であり、おそらく地球上で最高の2人だ」
そう記したうえで、同メディアはX(旧ツイッター)でアンケートを実施。結果は大谷が78.6パーセント、ジャッジが21.4パーセントとなった。
「両選手とも、歴史的な活躍を見せている。選手と所属チームの好みは別として、大谷が選ばれるには理由がある。2025年にドジャースの投手として投げる準備をしながら、過去のDH選手の誰も成し遂げていない成績を出しているからだ」
同メディアは続けて、MLBの統計データを扱う『FanGraphs』社のWAR(打撃、走塁、守備、投球など選手の貢献度を測る総合指標。2.0でレギュラークラス、5.0でオールスター級、8.0でMVP級)を持ち出した。
「9月1日時点で、オオタニのWARはMLB2位の6.6。最終的には1978年にジム・ライスが記録した7.7を超え、DHとして史上最も高い数値を記録する見込みだ。守備での貢献がないものの、打撃と走塁を極めている」
大谷は44本塁打・43盗塁を記録しており、これはMLB史上初の数字だ。「あと2盗塁を成功させれば、主力DHとしてポール・モリターが持つ1シーズン最多記録(1987年)に並ぶ」という。
さらに大谷は、前人未踏の50(本塁打)ー50(盗塁)に辿り着く可能性がある。「もしMLB史上初の50ー50を達成すれば、誰もがオオタニを無視できなくなる。現状、オオタニは52ー51のペースだ」と同メディアも期待を寄せる。
一方、専門放送局『MLB Network』は、大谷とジャッジについて、後者を野球界最大の顔に選んでいる。ジャッジは『FanGraphs』社のWARはMLB1位の9.8を記録。『Dodgers Nation』もジャッジの成績を踏まえ、「疑いの余地のない驚異的な数字だ」と賛辞を送っている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「また大谷翔平が歴史を作った」8月の12本塁打、失敗なし15盗塁はMLB史上初の快挙「並外れた貢献は明らかだ」と米メディア絶賛
【動画】MLB公式が配信! 大谷翔平の"40ー40"ハイライトをチェック!
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が現地9月1日、「オオタニとジャッジ、どちらが最高の選手なのか?」という記事を出した。
「この質問は本質的に意見が分かれるものだ。ドジャースのファンはオオタニを選ぶだろうし、ヤンキースのファンはジャッジを選ぶだろう。ただ、それはどんな状況でも誤った選択だ。両者とも素晴らしい選手であり、おそらく地球上で最高の2人だ」
そう記したうえで、同メディアはX(旧ツイッター)でアンケートを実施。結果は大谷が78.6パーセント、ジャッジが21.4パーセントとなった。
「両選手とも、歴史的な活躍を見せている。選手と所属チームの好みは別として、大谷が選ばれるには理由がある。2025年にドジャースの投手として投げる準備をしながら、過去のDH選手の誰も成し遂げていない成績を出しているからだ」
同メディアは続けて、MLBの統計データを扱う『FanGraphs』社のWAR(打撃、走塁、守備、投球など選手の貢献度を測る総合指標。2.0でレギュラークラス、5.0でオールスター級、8.0でMVP級)を持ち出した。
「9月1日時点で、オオタニのWARはMLB2位の6.6。最終的には1978年にジム・ライスが記録した7.7を超え、DHとして史上最も高い数値を記録する見込みだ。守備での貢献がないものの、打撃と走塁を極めている」
大谷は44本塁打・43盗塁を記録しており、これはMLB史上初の数字だ。「あと2盗塁を成功させれば、主力DHとしてポール・モリターが持つ1シーズン最多記録(1987年)に並ぶ」という。
さらに大谷は、前人未踏の50(本塁打)ー50(盗塁)に辿り着く可能性がある。「もしMLB史上初の50ー50を達成すれば、誰もがオオタニを無視できなくなる。現状、オオタニは52ー51のペースだ」と同メディアも期待を寄せる。
一方、専門放送局『MLB Network』は、大谷とジャッジについて、後者を野球界最大の顔に選んでいる。ジャッジは『FanGraphs』社のWARはMLB1位の9.8を記録。『Dodgers Nation』もジャッジの成績を踏まえ、「疑いの余地のない驚異的な数字だ」と賛辞を送っている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「また大谷翔平が歴史を作った」8月の12本塁打、失敗なし15盗塁はMLB史上初の快挙「並外れた貢献は明らかだ」と米メディア絶賛
関連記事
- 「また大谷翔平が歴史を作った」8月の12本塁打、失敗なし15盗塁はMLB史上初の快挙「並外れた貢献は明らかだ」と米メディア絶賛
- 「MLB最高の打者は大谷翔平だ」と米メディア確信「投打のどちらかに専念すればどうなるのか? 数年前の議論の答えがこれだ」
- 「馬鹿げた数字だ」勢い止まらぬ大谷翔平の快進撃にデータ分析会社も驚嘆「直近78試合で30本塁打30盗塁」「同一試合で月6度の本塁打&盗塁マーク」
- もはや「神」の領域か… 驚異的ペースで本塁打を量産するジャッジに地元NYメディアも賛辞を惜しまず「彼の打席はそれ自体が独立したイベント」
- 「マジかよ!」「ワーォ!!」目撃した同僚&相手打者も戦慄! ジャッジが球場騒然の離れ業、HR強奪&強肩披露で併殺「彼は何でもできる!」