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ワールドシリーズ優勝の鍵は“投手”大谷翔平? 「もしオオタニがマウンドに上がるなら、確率はさらに高まるだろう」米メディア期待「医学的に問題がなければ…」

THE DIGEST編集部

2024.09.15

ポストシーズンでの登板がにわかに期待され始めた大谷。(C)Getty Images

ポストシーズンでの登板がにわかに期待され始めた大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、ワールドシリーズ優勝のキーマンになるかもしれない。米メディア『FanSided』は9月13日、「デーブ・ロバーツ監督がポストシーズンデビューへの扉を開く。10月にオオタニは恐ろしい存在になるかもしれない」と伝えた。

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 今シーズンの大谷は、23年9月に手術した右肘のリハビリのため、投手を断念。打者専任としてリーグトップクラスの打撃成績を残している。そんな大谷がポストシーズンで投げる可能性を、ロバーツ監督が完全否定しなかった。

「もし物事がうまくいき、必要性があり、試合、ショウヘイの身体、すべての状況が理に適っていると示すのであれば、素晴らしいことだ。そうなれば、まさに物語のようだね。ショウヘイはリハビリを続けることに納得している。それがどのように展開するのか見守るだけだ」

 このようにロバーツ監督のコメントを紹介した同メディアは、「指揮官の話を踏まえれば、オオタニが10月に登板する可能性は低いかもしれない。しかし、可能性を完全に否定しているわけではない。オオタニは登板に備えて最善を尽くしているようで、医学的に問題がなければ、ドジャースは適切なタイミングで登板させるかもしれない」と報じた。
 
 このように展望した同メディアは、「ドジャースはワールドシリーズの優勝候補筆頭とみられている。データ会社『FanGraphs』はドジャースが優勝する確率を20.5パーセントとはじき出している。もしオオタニがマウンドに上がるなら、その確率はさらに高まるだろう」と続け、大谷のポストシーズンでの登板を期待している。

 これまで大谷の投手復帰は25年シーズンからと言われてきた。しかしドジャース先発陣に故障者が続出。こうした状況がこの先も続き、そして大谷の肘の状況が許すなら、キャリア初となるポストシーズンで“投手”大谷が見られるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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