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「これが私がドジャースと契約した理由だ」今季ド軍入団のテオスカー・ヘルナンデス、ソロHRを打った直後の“本拠地の熱狂ぶり”に感動

THE DIGEST編集部

2024.10.12

ホームランを打った後の会場の雰囲気を振り返ったテオスカー・ヘルナンデス。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースは現地10月11日、本拠地サンディエゴ・パドレス戦に2-0で勝利し、3年ぶりのナ・リーグ地区シリーズ突破を決めた。ロースコアで進んだゲームにおいて貴重な一打を放ったのがテオスカー・ヘルナンデスだ。

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 負ければ敗退の大事な一戦にパドレスはダルビッシュ有を先発起用。日本人右腕は2回にキケ・ヘルナンデスにソロHRを浴びるも、その後は持ち直し6回まで安打も四球も許さない圧巻のピッチングでドジャース打線を封じ込めた。

 ドジャースがリードしているとはいえその差は1点。追加点が欲しいタイミングで力を発揮したのがテオスカー・ヘルナンデスだった。7回1死走者なしで打席に立った"お祭り男"はカウント2-1からの4球目、内角のスライダーを振り抜き、打球はレフトスタンドへ。打った瞬間に確信したかのようにバットを放り投げ、感情を爆発させながらダイヤモンドを回り、本拠地を盛り上げた。

 米放送局『FOX Sports』の取材に応じたテオスカー・ヘルナンデスはホームランを放った後の会場の雰囲気について問われ、「このような雰囲気に身を置くのは初めてだ。でも、私はこれが気に入っている。これが私がここに来た理由だ。これが私がドジャースと契約した理由だ」と感慨深げに語った。

 テオスカー・ヘルナンデスは昨オフにシアトル・マリナーズから単年2350万ドル(約35億円)でドジャースへ移籍。球団史上初のホームランダービー制覇など印象的な活躍を続け、レギュラーシーズン打率.272、33本塁打(キャリアハイ)、99打点などチームに貢献。同じく今季からド軍に加入した大谷翔平とは"大の仲良し"として知られ、まさにチームに"無くてはならない存在"となった。

 来季以降については未定としつつもドジャース残留を希望しているテオスカー・ヘルナンデス。ポストシーズンで大谷らとともに自身初のワールドシリーズ制覇を成し遂げ、自身の納得のいくような契約を勝ち取ってほしい。

構成●THE DIGEST編集部

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