MLB移籍専門サイト『MLB TRADE RUMORS』が現地10月12日、ロサンゼルス・ドジャースの右腕ギャビン・ストーンが肩の手術で2025年シーズンを全休する見込みだと報じた。
【画像】大谷翔平が2024年レギュラーシーズンで刻んだ“栄光の名場面”を厳選写真で振り返る! 10月で26歳となるストーンは2年目の今季、大ブレイクを果たし、25試合に先発登板して11勝5敗、防御率3.53、10度のクオリティスタートをマークした。先発陣に負傷者や不振に陥る投手が多いなか、シーズンを通じて安定した働きをみせていたが、9月に入り調子を落とし、右肩の痛みを発症。同月に故障者リスト入りし、ポストシーズンでの投球は叶わなかった。
同メディアによれば、「当時は、ストーンが2025年の春季トレーニングに間に合わないという兆候はほとんどなかったが、もはやそうではなく、この若者は印象的なルーキーシーズンの続きを2026年まで待たなければならない可能性が高い」としている。
そして、ストーンの離脱によって懸念されるのが、ドジャースの来季先発ローテーションの顔ぶれだろう。同メディアは、「ストーンの不在は同球団の2025年先発ローテーションにとって壊滅的な打撃となる」と指摘。来年は大谷翔平が投手復帰し、先発ローテーションに加わると見込まれているが、ドジャースは来季、大谷の前所属エンジェルスのように6人ローテーションを採用する可能性が高いという。そのうえで、「大谷、山本由伸、タイラー・グラスノーの3人が6枠のうち3枠を占める見込みだが、そのグループ以外について確実なことはほとんどない」と断言している。
今季後半戦で際立ったピッチングをみせたジャック・フラハティもシーズン終了後にフリーエージェントになる予定で去就は流動的。その他、怪我から復帰するもパフォーマンスが安定しなかったクレイトン・カーショウや、防御率8.52と低迷したボビー・ミラー、長期欠場から来季ようやく復帰するトニー・ゴンソリン、ダスティン・メイと、先発陣の顔ぶれは前述の3人以外は心もとない。
大谷が来季、“二刀流”として安定したパフォーマンスを発揮できるのか。そのカギは、ドジャースの投手補強に懸かっていると言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアによれば、「当時は、ストーンが2025年の春季トレーニングに間に合わないという兆候はほとんどなかったが、もはやそうではなく、この若者は印象的なルーキーシーズンの続きを2026年まで待たなければならない可能性が高い」としている。
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