MLBロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ(以下、WS)が現地10月25日に開幕する。それに先駆けてMLB公式サイトは現地10月23日、同メディアの専門家50人のシリーズ成績やMVPの結果予想を公開した。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真! まずWSを制覇するのはどちらか、との質問には27人がドジャース(4勝2敗:15票、4勝3敗:12票)、23人がヤンキース(4勝2敗:13票、4勝3敗:6票、4勝1敗:3票、4勝0敗:1票)と回答。僅差であり、多くが6戦以上の長期戦を予想。2019年以来の第7戦での決着も大いにあり得るといった見立てだ。
ドジャースの有利を予想する主な意見は以下の通りだ。
「どちらのラインナップも容赦ないが、スーパースターを支える選手層の厚さではドジャースに軍配が上がる」
「ヤンキースは今シーズンのwRC+(打席当たりの得点創出の多さ)でMLB20位のカンザスシティ・ロイヤルズと16位タイのクリーブランド・ガーディアンズを破ってWSに進出した。ドジャースは1位(118wRC+)でポストシーズンは122wRC+とさらに好調だ」
「ドジャースのブルペンが先発ローテーションの欠点を補い、その間に大谷(翔平)がヤンキースには手に負えない猛攻を仕掛ける」
一方でヤンキースの世界一を予想する専門家の意見は以下の通り。
「デーブ・ロバーツはメッツを破るために、疲弊したブルペンを丹念に管理しなければならなかった。そして今、多くの武器を持つヤンキース・クラブを相手に、ロサンゼルスが十分な失点予防ができるとは思えない」
「シリーズを通して行われるであろうブルペンデーの話題はすべて、どちらのチームがローテーションから最大限の力を引き出せるかで決まるように思う。ドジャースがマウンドに送る誰よりもゲリット・コール(ヤンキース)を信頼しているからだ。L.A.の投手陣は燃え尽きている感があり、ヤンキースがそれを露わにさせる可能性がある」
各選手の活躍で見ると、シリーズMVP予想は、フアン・ソト(ヤンキース)が13票で1位、大谷翔平(ドジャース)は11票で2位となった。ドジャースが勝利すれば大谷は2018年のムーキー・ベッツ(当時ボストン・レッドソックス)以来、6人目のシーズンMVPとWS MVPの同時受賞者となる可能性がある。以下、ベッツ(ドジャース)7票、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)5票と続く。
ソトのMVP予想の意見としては「ソトはワールドシリーズ・チャンピオンであるだけでなく、(2019年)ポストシーズンMVPでもある」「彼の熱いバットで15シーズンぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げるだろう」というもの。一方で大谷のMVPを推す意見として「考えすぎはよくない。大谷翔平は人生最大の試合でプレーする球界最高の選手だ」「日本の人口は1億2400万人程度と推定されるが、そのうちの少なからぬ人々がワールドシリーズにチャンネルを合わせることになると思う」と、野球界の主役が仕事をするのではないか、との声が上がった。
レギュラーシーズンではヤンキー・スタジアムで両チームが3試合行なっており、ヤンキースはソトが欠場、一方ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスの3本塁打、6安打、9打点の爆発で2勝を収めている。今回のシリーズを制するのはどちらか、また誰が“ヒーロー”となるのか、一戦一戦見逃せない。
構成●THE DIGEST編集部
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ドジャースの有利を予想する主な意見は以下の通りだ。
「どちらのラインナップも容赦ないが、スーパースターを支える選手層の厚さではドジャースに軍配が上がる」
「ヤンキースは今シーズンのwRC+(打席当たりの得点創出の多さ)でMLB20位のカンザスシティ・ロイヤルズと16位タイのクリーブランド・ガーディアンズを破ってWSに進出した。ドジャースは1位(118wRC+)でポストシーズンは122wRC+とさらに好調だ」
「ドジャースのブルペンが先発ローテーションの欠点を補い、その間に大谷(翔平)がヤンキースには手に負えない猛攻を仕掛ける」
一方でヤンキースの世界一を予想する専門家の意見は以下の通り。
「デーブ・ロバーツはメッツを破るために、疲弊したブルペンを丹念に管理しなければならなかった。そして今、多くの武器を持つヤンキース・クラブを相手に、ロサンゼルスが十分な失点予防ができるとは思えない」
「シリーズを通して行われるであろうブルペンデーの話題はすべて、どちらのチームがローテーションから最大限の力を引き出せるかで決まるように思う。ドジャースがマウンドに送る誰よりもゲリット・コール(ヤンキース)を信頼しているからだ。L.A.の投手陣は燃え尽きている感があり、ヤンキースがそれを露わにさせる可能性がある」
各選手の活躍で見ると、シリーズMVP予想は、フアン・ソト(ヤンキース)が13票で1位、大谷翔平(ドジャース)は11票で2位となった。ドジャースが勝利すれば大谷は2018年のムーキー・ベッツ(当時ボストン・レッドソックス)以来、6人目のシーズンMVPとWS MVPの同時受賞者となる可能性がある。以下、ベッツ(ドジャース)7票、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)5票と続く。
ソトのMVP予想の意見としては「ソトはワールドシリーズ・チャンピオンであるだけでなく、(2019年)ポストシーズンMVPでもある」「彼の熱いバットで15シーズンぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げるだろう」というもの。一方で大谷のMVPを推す意見として「考えすぎはよくない。大谷翔平は人生最大の試合でプレーする球界最高の選手だ」「日本の人口は1億2400万人程度と推定されるが、そのうちの少なからぬ人々がワールドシリーズにチャンネルを合わせることになると思う」と、野球界の主役が仕事をするのではないか、との声が上がった。
レギュラーシーズンではヤンキー・スタジアムで両チームが3試合行なっており、ヤンキースはソトが欠場、一方ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスの3本塁打、6安打、9打点の爆発で2勝を収めている。今回のシリーズを制するのはどちらか、また誰が“ヒーロー”となるのか、一戦一戦見逃せない。
構成●THE DIGEST編集部
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