ワールドシリーズのトロフィーはロサンゼルスに向かうが、その祝賀ムードは日本全土に広がっていると、米スポーツ専門局『ESPN』は日本の熱狂ぶりを報じている。

　現地10月30日、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズを制し、日本国内でも大谷翔平と山本由伸の活躍を伝える号外が発行された。『ESPN』は人々がその号外を手に取り熱狂する様子を報道。

　一方大谷は試合後、日本のファンに向けて、感謝の気持ちを述べている。
「今シーズン、わざわざ応援に来てくれた日本のファンに感謝したい。その声援がエネルギーになったので、優勝して恩返しできて嬉しい」
  　同メディアは大谷が成し遂げた偉業について、「かつては体が小さいとか、投手しかできないと思われていた国の選手たちが、今では世界トップクラスの選手として活躍している。これは、日本の人々にとって大きな誇りになっている」と伝えている。

　さらに大谷の出身地である岩手県奥州市でも、ワールドシリーズが行なわれた１週間のあいだファンが集まってパブリックビューイングを行なうなど、大谷がタイトル獲得に貢献するのを期待していたと報じた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】”ニッポンコール”が鳴り響いたドジャースのロッカールーム