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「スネル、大谷とトレードするようなもの」ドジャースの世界一貢献2投手は「おそらく再契約しない」と米報道

THE DIGEST編集部

2024.11.28

フリーエージェントのフラハティ(左)とビューラー(右)。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは11月26日に、2度のサイ・ヤング賞受賞者であるブレイク・スネルと5年1億8200万ドル(約275億円)の契約に合意し、先発ローテーションの強化を着々と進めている。

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 スネルの加入により、ドジャースの先発ローテーションは、スネル、山本由伸、タイラー・グラスノー、大谷翔平という、野球界屈指の4人のエースを擁することになり、この強力な投手陣は、2025年以降もチームの柱となることが期待されている。

 これらの豊富な先発投手陣に加え、ドジャースは2025年1月15日以降に契約すると予想される佐々木朗希の獲得が有力視されている。もし佐々木を獲得すれば、ドジャースは先発投手の選択肢が多すぎることになるだろうと、現地27日、ロサンゼルス・ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』は報じた。
 
 そのため、ドジャースがスネルを獲得したことで、ビューラーとフラハティの去就が注目されている。高額契約が予想されるフラハティの残留は難しいと見られており、ビューラーも、チームが佐々木獲得に注力していることから、他のチームに移籍する可能性が浮上している。

 同メディアによると、専門チャンネル『MLB Network』のジョン・モロシ記者は、スネル獲得後のフラハティとビューラーの将来について「おそらく、確実ではないが、ビューラーとフラハティは2025年にはドジャースと再契約しないだろう。基本的に、フラハティとビューラーを、スネルと大谷とトレードしているようなものだ」と語った。

 フラハティはほぼ確実に去ることが予想されるが、ドジャースがビューラーを第6先発として引き留める可能性はまだ残っている。しかし、ビューラーはローテーションの上位で確実な機会を得られる可能性のあるチームを好むかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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