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大谷翔平の盟友トラウトが“最悪の契約”トップに…「怪我の悩みが尽きなくなってきた」米メディアがランキング化「残金は2億2320万ドル」

THE DIGEST編集部

2024.11.30

昨季まで大谷(左)とともにプレーしたトラウト(右)。(C)Getty Images

 偉才の盟友が不名誉な1位に選ばれた。

 現地11月29日、米スポーツサイト『Bleacher Report』は、「2025年シーズンに残っている最悪のMLB契約トップ10」と題したランキング記事を掲載。現在の契約が複数年残っている選手に焦点を当て、残りの支払い額や最近の成績、今後の成績予測に基づきながら、"不良債権化"した大物スターを順位付けしている。

 1位に選出されたのは、2019年に12年総額4億2650万ドル(約638億円)で契約を結んでいるロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトだ。近年は毎年のように故障を繰り返し、21年は36試合、22年は119試合、23年が82試合とフル稼働できていない。今季も左膝半月板損傷で長期離脱を余儀なくされ、わずか29試合の出場にとどまった。
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 契約を2030年まで残し、年俸は3720万ドル(約56億円)。そして残金は、総額2億2320万ドル(約334億円)だ。「トラウトなら明日引退でも5年後に殿堂入りを果たすだろう」と、これまでの輝かしい功績を称えながらも、「過去4シーズン648試合中わずか266試合しか出場できていない」と厳しく指摘し、次のように分析している。

「今季のOPS+140、126打席で10本塁打という数字が証明した通り、健康ならインパクトを残せるだろうが、怪我の悩みが尽きなくなってきた。現時点で実質トラウトの契約が変更不可能であり、ロースターの再編成が必要なエンジェルスは、若くないスーパースターと高額な年俸を軸にチーム作りし続けていかなければならない」

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平とは、昨季までチームメイトだったトラウト。来季以降の巻き返しに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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