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「相性は完璧」米メディアがレッドソックスにT・ヘルナンデス獲得を猛プッシュ! 本人はド軍残留を熱望も「許容できる契約金をはるかに超えている」

THE DIGEST編集部

2024.12.01

今オフにドジャースからFAとなったT・ヘルナンデス。去就が注目されている。(C)Getty Images

 米メディア『FANSIDED』は現地11月29日、今季フリーエージェント(FA)市場で最注目のフアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)の獲得を狙う資金で、「ボストン・レッドソックスが契約できるブラックフライデーのFA3選手」と題した記事を掲載した。

 この記事の中でポスティングシステムを行使してメジャー挑戦を表明している佐々木朗希(ロッテ)や元アトランタ・ブレーブスのマックス・フリードとともに、ロサンゼルス・ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデスの獲得を推奨している。

 同メディアはレッドソックスの野手に吉田正尚、ジャレン・デュラン、トリスタン・カサスら左打者が多い部分を指摘。そのうえで、「右利きの強力な打者がいれば、この戦力のバランスが取れる」として、今オフの米球界を賑わすドミニカ人スラッガーを推す。
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「ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したテオスカー・ヘルナンデスが、その役割を果たせるだろう。T・ヘルナンデスはおそらくドジャースとの再契約を望んでいるだろうが、球団はすでに移籍市場でトップクラスの才能を狙っており、ロサンゼルスにとって許容できる契約金の水準をはるかに超えている可能性がある」

 さらに『FANSIDED』のコンテンツディレクターを務めるコーディ・ウィリアムズ氏はT・ヘルナンデスの獲得に関して、「レッドソックスとの相性は完璧すぎる」と強調。4年ぶりの世界一奪還を果たしたドジャース打線の主軸を担ったスラッガーの加入メリットについて、こう見解を示した。

「T・ヘルナンデスはトロント・ブルージェイズ時代からア・リーグ東地区を熟知しているだけでなく、(レッドソックスの本拠地)フェンウェイ・パークでの実績もある。 キャリア45試合で打率.282、14本塁打9二塁打2三塁打44打点だ。ボストンは彼をラインナップに加える必要が十分にある」

 複数メディアによれば、レッドソックスはすでに今オフの移籍マーケットで注目株となっているフアン・ソトに高額なオファーを提示したという。もしソトを取り逃した場合、T・ヘルナンデスに矛先を切り替えるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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