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“ビッグ・パピ”の熱心な勧誘が効果発揮か!? ソト争奪戦でレッドソックスが有力候補に浮上と米報道

THE DIGEST編集部

2024.12.02

“ビッグ・パピ”ことオルティス(左)の勧誘を受けているソト(右)。(C) Getty Images

 現地12月1日、米スポーツメディア『ClutchPoints』は、今オフにフリーエージェントになったフアン・ソトの獲得レースで、ボストン・レッドソックスが有力候補に浮上したと報じた。球団レジェンドのデビッド・オルティスの影響力が、レッドソックス有利に働いているという。

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"ビッグ・パピ"の愛称で知られるオルティスはソトを熱心に勧誘しており、レッドソックス全体のプレゼンはソトに好印象を与えたようだ。その結果、レッドソックスは、ニューヨーク・メッツとともにソト獲得の最有力候補となり、トロント・ブルージェイズとニューヨーク・ヤンキースは獲得レースから順位を落とした模様だと、米メディア『NJ.com』のランディ・ミラー氏は報じている。

 ミラー氏はソト争奪戦を「レッドソックスとメッツの一騎打ちになるだろう」と予測し、「ビッグ・パピが重要な役割を果たしており、ソトを熱心に勧誘している。ソトはレッドソックスにとても感銘を受けている。球団側はソトに加えて他の選手を数人獲得する予定だと話しているようだ」と述べた。
 
 さらに同氏は「ヤンキースはソトを高く評価しているようだが、6億ドル(約900億円)もの契約はしないだろう。おそらく5億5千万ドル(約825億円)が上限ではないか」との見方を示している。

 レッドソックスは、2021年のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ進出以降、3年連続でプレーオフを逃している。ソトを獲得できれば、強豪がひしめくア・リーグ東地区を突破し、4年ぶりのプレーオフ進出に向けて大きな戦力となるだろう。オルティスは、チームの強化に尽力している。

構成●THE DIGEST編集部

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