現地12月2日、メジャーリーグ(MLB)のフリーエージェント(FA)市場で最大の目玉と言われるフアン・ソト外野手に対し、トロント・ブルージェイズが最高額のオファーを出すのではないかという見方が複数の現地メディア関係者から発信されている。
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しかし2日、米スポーツメディア『SNY』のアンディ・マルティーノ記者が、関係者の間では「ブルージェイズがソトに対して最高額のオファーを出すだろう」という見方が有力視されていると報じ、MLBネットワークラジオのジム・デュケット氏も、同日に同様の報道を行なった。全米の主要メディアもこれを一斉に取り上げ、にわかにソト争奪戦が熱を帯びる展開となっている。
このニュースにブルージェイズの地元メディアも反応している。『JAYS JOURNAL』は、「ジェイズがフアン・ソトへ『最高額のオファー』をすると考えられている。フランチャイズを変えるほどの選手を獲得する本当のチャンスがジェイズに与えられているのか?」と題した記事で状況を分析。ソトの希望額と言われる15年で7億ドル(約1050億円)という契約内容に対し、「ブルージェイズは2026年シーズン後の契約義務がほとんどないことが分かっているので、彼らには自由に使えるお金がたっぷりある」として、実際に最高額のオファーは可能だと指摘する。
しかし一方で、「本当の疑問は、ブルージェイズが他の4チームよりも高い入札をしたとしても、それが意味を持つかどうかだ」として、最高額のオファーをしたとしてもソトがブルージェイズを選ばない可能性もあると指摘。実際に、MLB専門番組『MLB Network』のジョン・ヘイマン記者もポッドキャスト『Foul Teritory』でそうした可能性を指摘しており、『JAYS JOURNAL』も「最高額入札者であることでブルージェイズに正当なチャンスが与えられる一方で、どうやら、ブルージェイズがこの冬に“再び”選ばれず、計画を練り直さなければならなくなったとしても、トロントでは誰も驚かないようだ」と見解を示している。
ブルージェイズは昨年、FAとなった大谷翔平の獲得を目指していたが、ドジャース入団発表の前日に、X上でブルージェイズの本拠地トロントに大谷がプライベートジェットで向かっているとの“誤報”によって混乱に陥った苦い過去がある。“悪夢”のような大騒動を経験しているだけに、大物争奪戦にまつわる情報戦には、いたって冷静な対応をみせているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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