今冬のフリーエージェント（FA）市場で最大の目玉となっているフアン・ソトを巡って熾烈な争奪戦が展開されているが、2024年の所属球団だったニューヨーク・ヤンキースは、ソト流出に備えて“バックアッププラン”を検討しているという。米サイト『FANSIDED』が現地３日に伝えている。

【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 「ヤンキースはフアン・ソトのために、実は天才的なバックアッププランを用意している」と題する記事を掲載した同メディアは、ヤンキースがソトの再契約に失敗した場合、打線を強化すべく数名の打者を補強するほか、チームの選手層を強化するために、「もうひとりの先発投手を加えることに繋がるかもしれない」と指摘。現在、ヤンキースはエースのゲリット・コールをはじめ、カルロス・ロドン、ルイス・ギル、クラーク・シュミット、ネスター・コルテスという５人で先発投手陣が構成されているが、来る2025年シーズンは「６人ローテーション」を組むことになるだろうとしている。

　ヤンキースの投手獲得候補には、マックス・フリード、ジャック・フラハティ、コービン・バーンズ、ウォーカー・ビューラーの４人の先発投手が挙げられており、同メディアは「ソトが他チームと契約すれば、ヤンキースは希望する先発投手と余裕をもって契約できる」と見解を示している。ヤンキースがすでに抱えている５人の投手に加え、６人目のローテーション候補を入れることは、「現代MLBの投手の怪我を考えると理に適う」補強であり、「ソトのようなスーパースターを失う一方で、ニューヨークがチームの選手層を強化する最高のチャンスとなるかもしれない」と分析している。

　はたして、ソトの動向がヤンキースのチーム強化にどのような影響を及ぼすのか。目の離せないストーブリーグとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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