ロサンゼルス・ドジャースは、ブレイク・スネルと５年１億8200万ドル(約273億円)の契約を結び、チームに新たなエース候補を迎え入れた。しかし、ドジャースには、ファンからの人気が高いフリーエージェントがまだ残っている。レギュラーシーズンはもちろんポストシーズンでも活躍し、チームにワールドシリーズ優勝をもたらした外野手のテオスカー・ヘルナンデスだ。

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　ヘルナンデスは、ドジャースから提示された2105万ドル(約31.5億円)のクオリファイングオファーを拒否。ドジャースのブランドン・ゴメスGMは、今冬にヘルナンデスとの契約交渉をする意向を示しているが、現時点では何も進展していない。

　現地４日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、米紙『USA Today』の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が、ヘルナンデスがドジャースに復帰するかどうかについての見解を語ったと報じた。
  　ナイチンゲール氏は、「ドジャースはヘルナンデスに他チームからのオファーを比較検討させている段階だろう。もし、他のチームから破格の条件でオファーが届けば、それはそれで仕方ない」とし、「通常ドジャースは契約の上限額を設定し、『この条件を呑んでくれるなら、私たちは契約を結ぶ。そうでなければ、他の選手に目を向ける』と言うだろう」との見方を示した。

　さらに「ヘルナンデスは戻ってくると思う。彼はドジャースでのプレーを楽しんでいたし、ポストシーズンやパレードの間、誰もが彼が素晴らしいチームメイトだったと絶賛していた。だから戻ってくると思う。そして、そこから他の選手を獲得していくだろう」と見通した。

　今後、ヘルナンデスがドジャースと再契約するのか、それとも他のチームに移籍するのか。動向が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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