風向きが変わってきたかもしれない。

　今オフも大きな盛り上がりを見せているストーブリーグで特に注目度が高い選手のひとりが、千葉ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希だ。これまでロサンゼルス・ドジャースが移籍先の最有力候補と目されてきたが、最近の報道では、同地区ライバルのサンディエゴ・パドレスが存在感を強めている。

　現地12月４日、米スポーツメディア『Bleacher Report』の野球アカウント「B/R Walk-Off」は、X（旧ツイッター）を更新。番組内で米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者がドジャースとの一騎打ちを有力視しており、「どのチームも彼を欲しいだろうが、この２球団が有力だろう。パドレスに思っていたよりもチャンスがある」と主張した。

　ダルビッシュ有、松井裕樹が在籍しており、佐々木にとって魅力的な球団なのは間違いないだろう。さらに同日、X上でパドレス移籍の可能性を指摘しているのは、全米野球記者協会（BBWAA）のフランシス・ロメロ記者。複数の業界筋によれば、「パドレスが日本のエース、ササキ獲得の好位置につけている」という。

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  　さらにこうした報道を受け、米メディア『Bleacher Report』は、「ササキとの契約がサンディエゴにとって大きな勝利となる」「最新の報道は、パドレスにとって良い兆しだ」と反応。『Sportsnaut』は、「ドジャースとササキがすでに非公式な合意を結んでいると言われていたが、ここ数週間で状況が確実に変わっている」と報じていた。

　さまざまな噂が飛び交う佐々木だが、はたして“令和の怪物”はどの球団と契約するのだろうか。今後も彼の動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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