ロサンゼルス・ドジャースがブルペン補強に動くようだ。現地12月10日にドジャースは、FAとなっていた36歳の右腕ブレイク・トライネンと2年総額2200万ドル(約34億円)で再契約。それでもダニエル・ハドソンの引退、ジョー・ケリーがFAとリリーフ陣の数が減っている状況だ。
米誌『Sports Illustrated』によると、ドジャースは「少なくとも1人」は補強したいと考えているという。候補に挙がっているのは、サンディエゴ・パドレスからFAとなったタナー・スコットとミルウォーキー・ブルワーズのデビン・ウィリアムズのようだ。
「スコットはFAで獲得できる最高のリリーフ投手と考えられている。2024年のトレード期限前にはドジャースをはじめ、複数球団が獲得に動いたが、(当時所属していた)マイアミ・マーリンズはパドレスにトレードで放出した。24年にキャリア初のオールスターを経験した左腕は、22セーブを記録している」
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また、ドジャースはウィリアムズをトレードで獲得する可能性もあるという。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者が報じた内容を『Sports Illustrated』が引用し、「カムラス記者は、内野手ギャビン・ラックス、右腕ピーター・ヒューベック、若手右腕ペイトン・マーティンとの大型トレードを示唆した」と伝えた。
ブルワーズで通算235.2イニングを投げたウィリアムズは、防御率1.83という成績を残している。今オフはFAになる前年で、チームは1050万ドル(約16億円)の球団オプションを行使しなかった。
24年のポストシーズンで、ドジャースのリリーフ陣はフル回転。ワールドシリーズ制覇のひとつの原動力となった。はたしてドジャースはハドソン、ケリーの抜けた穴をどのようにして埋めるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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