2024年のトレード期限直前にロサンゼルス・ドジャースに加入し、ポストシーズンのリーグ優勝決定シリーズ初戦で７回無失点、ワールドシリーズの開幕投手も務めたジャック・フラハティが、優勝パレードでの大谷翔平とのエピソードを披露した。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』が12月13日に伝えた。

「マウンドでの成功に加え、フラハティはドジャースの祝賀会でいくつかの愉快な瞬間を生み出した。優勝パレードの最中には、ためらっていた大谷にテキーラを飲むよう説得した」

　シャンパンファイトでも大谷を後ろから羽交い絞めにして、顔面にシャンパンを浴びせたフラハティが当時を振り返った。

「パレードではチームでテキーラを飲んだ。わたしはいつもショウの近くにいて、一緒にテキーラを飲んだよ。ショウを説得するのに時間がかかったけど、でも、ショウはついにやってくれた」

【動画】フラハティの説得で、大谷はテキーラをラッパ飲み
  　同メディアも「当時、拡散した動画では、最初はオオタニがテキーラを拒否していたが、最終的にラッパ飲みする様子が映っていた。オオタニの表情から判断すると、二刀流スターはテキーラを飲んだ決断を後悔しているようだった」と記した。

　フラハティはシーズン終了後にFAとなり、他球団への移籍が有力と言われている。

「故郷の球団、ドジャースの滞在は約３か月だけだったが、クラブハウスの人気者だった。フリーエージェントとなった右腕には、ニューヨーク・ヤンキース、サンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・メッツ、ロサンゼルス・エンジェルスなど、いくつかの球団が興味を示している」

　ワールドシリーズ制覇後には、ドジャースと再契約したいと語っていたフラハティ。その去就に注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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