現地１月11日に米メディア『FANSIDED』が「佐々木朗希の優柔不断さがドジャースを悩ませている」と題した記事を掲載。今オフにポスティングシステムを行使してメジャーへ挑戦する佐々木朗希とドジャースの関係性を綴っている。

　若くして渡米を目指す佐々木には、ロサンゼルス・ドジャースやサンディエゴ・パドレスに加えて複数の球団が関心を示している。同メディアは「誰も彼がどのチームに傾いているのか知らないようだ」と、いまだ結論は出ていないことを報じた。
【画像】花巻東、日ハム、エンジェルス時代の大谷翔平の厳選ショット 　続けて「その闇が大きな混乱を引き起こし始めた」として、ドジャースへ与える影響力についても「リーグ全体、特にロサンゼルスで大きな頭痛の種となっている」と記し、次のように見解を示している。

「チームは、今オフに彼が所属するかどうか確信が持てず、加入したとしても、前回の国際契約期間に加わるのか、今月から始まった契約期間に加入するのか確信が持てなかった。つまり、チームは佐々木を中心に計画する余裕がなく、佐々木が獲得可能になった今、いくつかの調整をしなければならない」

　また、ドジャース以外の他球団についても「注目すべきは、佐々木が最終的に契約してくれることを期待してさまざまな計画を変更しているのはドジャースだけではないということだ。最終選考に残った各チームは同じ立場に立たされており、決して来ないかもしれないスターのために他の選手たちとの契約を諦めざるを得ない状況にある」と、多くの球団が佐々木の決断待ちの状況であると指摘している。

　国際契約の対象選手とは各球団で契約金の上限が決まっているなかで、佐々木の獲得には上限に達する金額が予想される。日本人投手の動向が今後の各球団の動きにも直結するため、現状では他選手に消極的な姿勢を取らざるを得ない状況のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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