今オフのMLB移籍市場で、去就が大きな注目を集めている23歳の佐々木朗希(ロッテ)。ストーブリーグでは、これまで多くのMLB球団がメジャー移籍を目指す“令和の怪物“に強い関心を示してオファーを出すなど、様々な動きが伝えられてきた。海外FA契約が解禁となる現地1月15日が刻一刻と近づき、若き右腕を巡る争奪戦は最終盤を迎えようとしている。
【動画】メジャーが熱視線を送る“剛腕”佐々木朗希のハイライト
そして米国内では、佐々木が新たな契約を結ぶことにより、他選手や球団に小さくない影響を及ぼすとの予想が、ちらほら聞こえてきている。米メディア『Sports Illustrated』によると、日本人右腕の獲得を目指しているシアトル・マリナーズは、「ササキとの面談にはまだ至っていない」と複数メディアが伝えている一方で、「ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスがササキ獲得の有力候補と見られている」などと、日々変化する剛腕の争奪レースをレポートしている。
さらに同メディアは、今後の移籍市場の動きを大胆に展望。そのうちのひとつであるマリナーズから、今オフにトレード放出の噂がささやかれているルイス・カスティーヨ投手の去就について言及。佐々木が契約を結ぶ頃には、「ほとんど移籍先が決まっているだろう」との見通しを立てている。
マリナーズで今シーズン30試合に登板し、2年連続二桁勝利をマークした右腕を巡る動きについては、「今オフシーズン初めに、シアトルがカスティーヨに対する見返りに『不満』を抱いているという報道もあった」と説きながら、「ササキが契約を結ぶとされる25年1月15日から23日までの間に状況が変わる可能性がある」と分析する。
続けて、「約3週間で各球団の投手と捕手がスプリングトレーニングに参加することになる。その時点で、切羽詰まったチームが出てくることでマリナーズが望む見返りを得られるかもしれない」として、佐々木の去就決定以降でマーケットのさらなる動きを読み解いている。
トピック内では他にも、マリナーズとボストン・レッドソックスとの間でカスティーヨのトレード交渉が密かに行なわれるも、「成立しなかった」というエピソードも紹介されており、32歳の右腕の去就は最後まで予断を許さないだろうと予測する。
現地メディアの見解通り、今オフシーズンはメジャー関係者から「超大物」として扱われている佐々木。彼のポスティングによる影響は、今後どれだけ移籍市場に波及するのか。今回のMLBストーブリーグはしばらくの間、まだ熱を帯び続けることになるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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そして米国内では、佐々木が新たな契約を結ぶことにより、他選手や球団に小さくない影響を及ぼすとの予想が、ちらほら聞こえてきている。米メディア『Sports Illustrated』によると、日本人右腕の獲得を目指しているシアトル・マリナーズは、「ササキとの面談にはまだ至っていない」と複数メディアが伝えている一方で、「ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスがササキ獲得の有力候補と見られている」などと、日々変化する剛腕の争奪レースをレポートしている。
さらに同メディアは、今後の移籍市場の動きを大胆に展望。そのうちのひとつであるマリナーズから、今オフにトレード放出の噂がささやかれているルイス・カスティーヨ投手の去就について言及。佐々木が契約を結ぶ頃には、「ほとんど移籍先が決まっているだろう」との見通しを立てている。
マリナーズで今シーズン30試合に登板し、2年連続二桁勝利をマークした右腕を巡る動きについては、「今オフシーズン初めに、シアトルがカスティーヨに対する見返りに『不満』を抱いているという報道もあった」と説きながら、「ササキが契約を結ぶとされる25年1月15日から23日までの間に状況が変わる可能性がある」と分析する。
続けて、「約3週間で各球団の投手と捕手がスプリングトレーニングに参加することになる。その時点で、切羽詰まったチームが出てくることでマリナーズが望む見返りを得られるかもしれない」として、佐々木の去就決定以降でマーケットのさらなる動きを読み解いている。
トピック内では他にも、マリナーズとボストン・レッドソックスとの間でカスティーヨのトレード交渉が密かに行なわれるも、「成立しなかった」というエピソードも紹介されており、32歳の右腕の去就は最後まで予断を許さないだろうと予測する。
現地メディアの見解通り、今オフシーズンはメジャー関係者から「超大物」として扱われている佐々木。彼のポスティングによる影響は、今後どれだけ移籍市場に波及するのか。今回のMLBストーブリーグはしばらくの間、まだ熱を帯び続けることになるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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