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プロ注目の二刀流・高校生がアスレティックス入りへ! 米メディア「NPB出身でない日本人アマとして史上最高額」と驚きも、ラスベガス移転チームの“期待の星”と評価

THE DIGEST編集部

2025.01.15

日本の高校3年生をアスレティックスがマイナー契約で獲得することが分かった。(C)Getty Images ※写真はイメージ

 MLBのオークランド・アスレティックスが桐朋高(東京)の3年生である森井翔太郎と契約を交わすことが15日分かった。左打ちの遊撃手として高校通算45発の強打者であり、投手としても最速153キロを誇るプロ注目の二刀流戦士が下した異例の決断には、米国内のメディアも驚きを隠せないようだ。
【画像】高校卒業後、即渡米する桐朋の森井翔太郎

 日本の逸材獲得の一報は米専門メディア『Fastball』が報じた。同メディアは、「アスレティックスは日本の二刀流選手であるショウタロウ・モリイに破格の契約金を与える見込みだ」と報じ、契約金は150万ドル(約2億4000万円)と伝えている。

 記事内では「モリイは日本の高校レベルでエリート打者であり、投手であることが証明されている。彼はショートと三塁をこなしながら、マウンドでは4つの球種を操るユニークな二刀流選手だ」と紹介する。

 さらに、「モリイはMLBとの契約を勝ち取るつもりで、2024年の日本のプロ野球ドラフトをスキップした。彼は現在、アスレティックスから150万ドルの契約金を受け取ることになっていると報じられており、これはNPB出身でない日本人アマチュアとしては史上最高額となる」とマイナー契約とはいえ、この決定は米球界関係者のなかでも驚きの声が多数上がっているという。
 
 高卒で直接メジャーに挑戦することになった右腕について同メディアは、「現在17歳のモリイは、アスレティックスの打線や投手陣に即戦力をもたらすことはないだろうが、彼の加入はオークランドを去るチームにとって正しい方向への新たな第一歩になる」と期待のコメント。28年からラスベガスの新球場に移転するチームの期待の星だと言及し、右腕の潜在能力を高く評価している。
 
 メジャーリーガーへの道を目指し、超高校級の逸材が海を渡る。

構成●THE DIGEST編集部

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