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日本でも活躍したパドレス守護神のトレード獲得を米記者がド軍に提言!昨季36セーブのオールスタークローザーに脚光

THE DIGEST編集部

2025.01.16

パドレスでクローザーの座を確立したR・スアレス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースが2025年シーズンを迎えるにあたり、強化すべきポジションとしてクローザーが挙げられている。ブルペンには優秀なリリーフ投手たちが揃っているものの、彼らの中で確固たるクローザーの役割を担える投手はいないと、米スポーツサイト『The Sporting News』が現地15日に報じた。

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 同メディアによると、米メディア『FANSIDED』のカトリーナ・ステビンズ記者が、ドジャースが宿敵サンディエゴ・パドレスからオールスタークローザー、ロベルト・スアレスの獲得を検討するという大胆なトレード構想を提案したと伝えている。
 
 ステビンズ記者は、「昨年パドレスにトレードされた、タナー・スコットに代わり、クローザーの座を確立したロベルト・スアレス。ドジャースは、スコットとの交渉を優先するかもしれないが、もしドジャースが真のクローザー獲得に強い意欲を示すならば、パドレスとの交渉に踏み切るかも知れない」と分析した。

 33歳のスアレスは、日本でソフトバンク、阪神に所属し5シーズンを過ごした後、メジャーリーグに活躍の場を移し、わずか3シーズンしか投げていないが、素晴らしい活躍を見せている。2024年にはパドレスのクローザーとして65試合に登板し、防御率2.77、36セーブ、59奪三振を記録した。

 ステビンズ記者はさらに、「宿敵とのトレードは容易ではないが、ドジャースはパドレスが必要としているポジションの若手1人か2人を提供することで、スアレスを獲得できる可能性がある」と指摘した。

 このトレードが実現するかどうかは現時点では不明だが、今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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