専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「佐々木が望んでいるのは...」面談時に各球団に課した“ミッション”が明らかに。「あんな質問をするほど自己主張が強い23歳はそう多くない」

THE DIGEST編集部

2025.01.19

各球団にミッションを課した佐々木。(C)Getty Images

各球団にミッションを課した佐々木。(C)Getty Images

 米大手スポーツ局『ESPN』は現地1月18日、MLBロサンゼルス・ドジャースと650万ドル(約10億円)でマイナー契約を結ぶことを公表した佐々木朗希が面談で各球団に課した“ミッション”の内容を報じた。

【画像】ドジャース加入が決定!“令和の怪物”佐々木朗希を特集
 佐々木は面談を行なったとされる、少なくとも8チームに対して、「昨シーズンの日本で自身の速球の球速が落ちた理由を診断し、それが二度と起こらないようにするための計画を説明する」ことを求めたという。

 高校時代から佐々木を見てきた球団幹部は「メジャーリーグ8チームのフロントオフィスにあんな質問をするほど自己主張が強い23歳はそう多くない」と話し、あるスカウトは「佐々木が望んでいるのは、本当に良い先発投手になることだ。そして自身がまだそこに到達していないことを理解している」と、飽くなき向上心を称賛した。

 また、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、佐々木の代理人ジョエル・ウルフ氏が「全てのチームがまったく同じ課題を与えられたことで、球団が情報を分析しそれを伝える方法を示すことができた」と球団に対する意図を説明したと紹介した。

 そして成長に貪欲な佐々木の姿勢についても「このような若さで、すでに持っている才能に加えて、さらなる成長が必要であることを理解する謙虚さという組み合わせは珍しい」と稀有な存在であると評価した。

 山本由伸(ドジャース)をはじめ、今永昇太(シカゴ・カブス)や千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)など、近年の日本人投手の活躍によって、佐々木への期待は高まっており、ある球団幹部は「この男は、彼らよりもはるかに優れた能力を持っている。しかしまだそこにはいない」と今後の飛躍に期待を込める。“未完の大投手”はロサンゼルスでどこまで成長を遂げるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】似合っている? 米メディアが公開した佐々木朗希の“ドジャースユニ姿”をチェック! 大谷&由伸との3ショットも

【記事】「もし事実なら、ササキは即座に球界最大の悪役になる」去就大詰めの佐々木朗希、米記者が懸念「反ドジャースの感情が爆発するだろう」

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号