ロサンゼルス・ドジャースは今オフシーズン、２度サイ・ヤング賞に輝いた左腕ブレイク・スネルや切望していた佐々木朗希などの大物選手と次々に契約し、積極的な補強を続けている。これらの契約に対して、ファンからは野球を台無しにするなど賛否両論の声が上がっている。

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　現地21日、米誌『Sports Illustrated』によると、昨シーズン、ドジャースでプレーしたジャック・フラハティは、自身のXでこの状況について言及。フラハティは、「ある特定のチームが野球を台無しにしているわけではない。他の多くのチームがほとんど何もしていないだけだ」と指摘した。
  　さらに、フラハティは、自身がドジャースとの再契約がまだない事に不満を持っているかのようなファンのツイート（現在は削除済み）に、「私が契約のことでもめて、わがままを言っている、とか、契約されなくて泣いている、なんて噂をこれからもどんどん広めてください。皆さんはくだらないことを話すのが好きですね」と皮肉を込めて返信した。

　ドジャースは、今オフシーズンを通じて投手陣を大幅に強化しただけでなく、トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイ、タイラー・グラスノー、そして大谷翔平といった主力選手の復帰も期待できる。

『Sports Illustrated』誌は、フラハティの去就はまだ決まっていないが、彼の「MLBの他のチームがほとんど何もしていない」という言葉は、オフシーズンの状況を的確に捉えていると言えるだろうと報じた。

構成●THE DIGEST編集部